英語が嫌い。
人のせいにするつもりはないけど、
中1の英語の先生が嫌い。
英語という言語の理不尽さが嫌い。
中1の時に、授業内の小テストで不合格点を取ると、
授業後に廊下で正座して並ぶ。
でもって、竹の棒で頭を叩かれる。
1人ずつリズムにのせて・・・
お・ま・え・は・あ・ほ・か・か・か・か・・・人数分。
初めて不合格になったのは
Come here, Koro.って書いた時だった。
コロは”Coro”だから✕だという。
こうして、私は英語が嫌いになりそれ以降は、
おまえはあほかかかかか・・・の仲間入りを続けた。
以前これについて書いたブログはこちら。
いや・・・嫌いっていったって、
それでも高校入試も大学入試もしたし、まぁ学力としてなら普通・・・かな。
職業柄というのもあって、
英語といえども長野県公立高校入試問題には毎年触れるわけで。
嫌いでも長く触れてれば、
長く触れただけの何かが残っているものだ。
実は、妻も話を合わせてくれているだけかもしれないが、
英語が嫌いだそうだ。
ふむ。
これがよくわからないのが、
そんな英語嫌いと公言している妻が、3人の愚息をつれて、
多言語による活動に毎週毎週参加しているということだ。
hippoヒッポファミリークラブ。
インターネット上では色々な書かれ方をしているが、
まぁ人それぞれ見方はあるもので。
私が直接見た感じは、
多言語に触れる活動、例えば歌ったり、踊ったり、自己紹介したり・・・
そういうことを親子で楽しく行う・・・といった感じ。
多言語の活動というだけあって、
色々な国の言葉が飛び交うし、
色々な国の人と交流する機会が圧倒的に増える。
そういった機会を与えてくれる場であることは確か。
だから、まねごとであったとしても、
3愚息は、
英語やスペイン語、中国語なんかで自己紹介ができる。
!!!
勘違いしてはいけない。
話ができるわけではない。
自己紹介ができるってだけだ。
こういう話を友人にすると、必ずこう言われる。
「それでいろいろな言葉ができるようになるの?」
なるほど、最もな疑問だし、
インターネット上でもその点が争点になっている様子。
私の答えは「ならない」だ。
ただしこれはあくまでも私の答え。
もっと大きな話をすると、
私は中学校で3年、高校で3年、大学で・・・やりたくなかったけど4年。
就職してからもずっと英語に触れてきている。
佐久長聖中学校のカナダ語学研修に2回も引率している。
でも、英語が話せるかというと話せない。
・・・
そう!
言語というのは私達が知っている
いわゆる学校教育の中の学習の手順では、
なかなか得られることができないのだ。
逆にいうと、言語というのは、
私達が気にもせずに自然にやっている学習の手順で、
そう、いうなら超帰納法的学習とでもいうか・・・
そういう手順でなら習得しやすいものであるとも言える。
だから3愚息の父親としては、
話せるようになることは期待していない。
でも、そういう機会を他の人は得ていないわけで・・・。
彼らには、人生の中で、
できるだけたくさんの言語・人・習慣に触れてもらいたい。
それが、何かのきっかけを得た時に、
体の中に溜まっている経験が、
彼らの人生の選択に、
少しの希望と少しの勇気を与えてくれるだろう。
私はその活動をやっているか?
という質問も当たり前のように飛んでくる・・・。
してない・・・。
あか!私はしていないヨ!
歌ったり踊ったり自体に興味がないからか?
超恥ずかしがり屋さんだからか?
・・・
きっとあたまでっかちなんだろうなぁ。
南佐久環境衛生組合全員協議会まであと3日
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