スポンサーリンク

1委員会制への助走か?

12月11日には経済福祉常任委員会の審査が行われた。

私は、総務文教常任委員会所属なので、

経済福祉常任委員会に任せられた議案を、

委員会の場で審議することはできない。

まぁ、任せたということもあるし、

本会議ではもちろん賛否を表明できるわけだから、

大きな支障はないと言えばない。

そもそもそれが常任委員会の制度だ。

 

ところが最近、議会改革特別委員会で、

予算についてを皮切りに

1委員会制を望む動きが出てきた。

佐久穂町の議会議員として、

委員会で審議されたことの2分の1しか、

理解する機会がないのは辛い・・・という気持ちからであろう。

 

今回はそんな話し合いを受けて、

議会運営委員会の中で委員会審査の日程をずらし、

所属していない側の常任委員会を傍聴できるようにした。

もちろん委員会の傍聴は住民の権利であるので、

議会議員でなくとも傍聴はできる。

が、今までは現実問題として、

同日に2常任委員会が審査をおこなっていたため、

物理的にかなわなかったのだ。

 

というわけで、11日に議員になって初めて、

経済福祉常任委員会の審査を見ることができた。

・・・お腹が下痢気味で、

結局、午前中しか傍聴できなかったが・・・

しかし、いずれにせよ、

聞き慣れない単語などがまだまだあって、

特に建設関係や病院関係は、

正直なところ私にとって、

教育関係ほど十分な理解をすることはできなかった。

やはり、知ることはもちろんだが、

その知識がどのように活用されているかを体感しなければ、

知識も生きてこないんだと実感する。

 

実は今回、おのおのの委員会が傍聴できたことは、

総務文教常任委員会の審査において、

まさに実感できる結果になったのではないかと思う。

それが、総合政策課の予算審議と、

議員発議による奨学金についての条例改正だ。

これらについては前の記事を読んでもらえればと思うが、

こういった複雑な審議の流れを、

もうひとつの常任委員会所属の議員は、

その審議の結果を知ることはできるが、

その審議の内容まで直接的に知ることは、なかなかできない。

できないにも関わらず、

本会議で採決の際に賛否の態度を明確にしなければならない。

賛否を表すのであれば、

複雑な議案については、

やはり内容を直接的に知りたいわけだ。

 

私としては、議員定数を減らすことと同時に、

1委員会制か、もしくは、

複数委員会制で、均等に掛け持ちをする方法、

例えば、A・B・Cの3つの委員会があって、10人の議員が、

Aには①②③④⑤⑥⑦、Bには⑧⑨⑩①②③④、Cには⑤⑥⑦⑧⑨⑩①、

といったように所属するパターンがよいのでは?

と考えている。

 

そういった意味でも、

議案に関わる議員を、ある程度増やすことに関しては賛成だ。

特に、今回の委員会審査は特にそう思わせるものがあった。

今後、とはいっても4月の選挙後になると思うが、

そういった議会改革は進んで行くべきだとは思う。

進化かどうかはわからないが、

変化がないところには進化も生まれないのだから。

 

佐久水道企業団議会運営委員会まであと6日

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました