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守り守らせることのどこが悪いか?

3月7月に佐久穂町議会3月定例会が開会された。

今回は、

3月10日の日曜日に6件、

3月12日13日の18:00~21:20に3件ずつ、

計12件の一般質問を休日夜間議会として実施。

夜間休日議会の試行を続けてみようということで・・・。

私の案としては毎回、

6月定例会に実施すればいいんじゃないか?

と、主張したがそうはならなかったし、

一般質問は前回の夜間休日議会に行ったので、

次に試すとすれば、

委員会質疑なんかがよいんじゃないか・・・

とも主張したが・・・まぁそんなもんだ。

 

さて、今回提出された議案は全部で、

議案が32件、諮問が1件の計33件。

議案の件数もさることながら、

3月定例会といえば、新年度予算の審議がある。

一般会計の予算案に含まれる内容は膨大だが、

それでもたった1件の議案なわけだ。

 

提出された議案を大雑把に見ていくと、

平成30年度の予算の補正案が、

一般会計や他の特別会計を含めて9件。

平成31年度の新しい予算案が、

一般会計や他の特別会計を含めて11件。

実際の内容としては、

新庁舎関係・スキー場譲渡関係・道の駅関係、

保育園エアコン関係・・・など。

また、別件で古谷保養センター関係の条例の廃止。

あとは法律改正にともなう条例改正といったところか。

 

予算案が提出される3月定例会だから、

しかたがないといえばしかたがないが・・・。

なんだかお金の話ばかりだな。

というか、建物の話ばかりな気がする。

もちろんそれだけではないけれども、

主なものがそこに偏っているのがなんだかもやもやする。

当然だが、金額が大きいものが注目される。

金額が大きくなるのは建物のようなハードの面に偏る。

だから、町政として注目を集めるのは、

建物のようなハードについてになる。

だから、作る作らない、どんなものを作るなどの

議論が中心になってしまっているのかもしれない。

 

私としてはソフトこそ、

多様な意見と工夫が必要で、

そこにこそ議論が有効に活用できる分野だと思っているが・・・。

現実的にはそういった話に関わる機会が、

思っていたより少ない。

もしかしたら、

地方議会というのはそういう場ではないのかもしれない、

とさえ思ってしまう。

町のためのアイデアは、

行政に吸い上げられることは少ない・・・

というかアイデアを表明するところも少ない・・

というか、ボランティアレベルでやったほうが早いとさえ思う。

 

いや、勘違いしないでほしい。

これは町がイケナイのではない。

町や町の職員に自由はないのだ!

手足を縛られている人に自由に動けと言うのは酷な話。

融通が効かない・・・とよく言われているが、

そんなの当たり前だ。

規則を守り、守らせることが、その仕事の本質なのだから。

その仕事にたずさわる人が真面目であればあるほど、

融通なんか効かなくなるし、

融通をきかせるということは、

個人の裁量で、規則を曲げるということに他ならない。

規則を曲げることを奨励してしまえば、

どこまで道を外れてしまうか・・・

真面目担当こそ町の得意とする分野で、

それを有意義に活用できる道を模索することが、

当面、私のやるべき仕事のひとつとなっているのだと思う。

 

一般質問1日目まであと2日

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