はじめまして。
西部 元和（にしべ もとかず）と申します。妻の故郷である佐久穂町に住むようになって十数年が経とうとしています。
この町は気持ちの良い町ですね。周りの人がみんな、よそ者の私に親切にしてくれます。仕事が忙しく十分なお手伝いができませんでしたが、消防団に参加する機会も与えていただきました。古くからのコミュニティが息づく昔ながらの町に憧れすら覚えます。名古屋にはそういう一面がありませんでしたから。
また、一方では困難の中、小中学校を統一して新たな教育に取り組んでいる先進的な町でもあります。高速道路の完成も間近に迫ってきました。そういった意味では今後の可能性を秘めた町でもあります。また、新しいコミュニティも徐々に増え始めています。町が行おうとしている地方創生にも昔からの町民と私のように新しくこの町の仲間入りをした町民とが手を取り合って取り組んでいる姿も頼もしく思えます。
私もそんな一助になりたいと、心から強く思っています。
自分の３人の息子たちが誇れる佐久穂町、今の佐久穂の子どもたちが大人になったら帰ってきたいと思える佐久穂町、別の地域の人が思わず引っ越しをしたくなる佐久穂町にするために何かできることがあるに違いないと信じています。
私は、民間の教育という土壌で社会人として育ちました。この経験を生かして教育システムを誇れる町にしていきたいと考えています。もちろん、知らないこともいっぱいありますし、考えが偏っていることもあります。ですから、皆さん力をお貸しください。私も皆さんに力を提供します。そもそもそれがコミュニティというものですから。
最後にこれを読んでくれた皆様、私と少しでも関わりを持った皆様に、ほんのささやかな「今日のごはんおいしいね」程度の幸せでかまいません。そんな小さな幸せが日々訪れますように、心からお祈り申し上げます。