8月23・24日で開催された日本PTA全国大会。
このうち23日は、分科会が実施される。
今回は新潟大会ということで、
全体会は24日に長岡市で行われ、
その前日の分科会は新潟県内10会場、
上越市・三条市・長岡市・見附市・柏崎市
佐渡市・南魚沼市・新潟市・新発田市で開催。
私達、全佐久PTAは交通の関係もあって、
上越市の第一分科会に出席した。
場所は上越文化会館。
会場の研究課題は、
PTAからはじまるチーム活動。
主な講演、基調講演者は、
全日本女子バレーボール元代表監督の眞鍋政義氏。
演題は、
逆転発想の勝利学~チームのスイッチを入れる~
だった。
これは実に面白かった。
まさにあっという間に過ぎた感じ。
考える場面あり、笑う場面あり、
ハラハラドキドキする場面あり、
思わず感動して涙ぐんでしまう場面あり・・・
全部をここでお伝えすることは、
もちろんできないがホント残念。
眞鍋氏は女子バレーの監督として、
28年ぶりにロンドンオリンピックで、
銅メダルを獲得したわけだが、
そのときの代表メンバーについてのリアルな逸話や、
チームとしての運営についての裏話をきけた。
興味深かったのは、
オリンピックの時だけ、
選手の背番号を変更するように、
選手に依頼したことだ。
本当のことをいうと、
選手の髪型もそろえてほしいとお願いしたらしいが・・・
こちらはボツだったようで・・・。
データにそった戦略をねる眞鍋氏ならではだが、
要するに相手の国にとって、
データが少しでも混乱するようにしたかったという。
そういったバレーとは別次元のところでも、
勝つためにやれることはあるのだと、
感心した。
セッターの竹下さんが骨折していたという話、
13番めの選手となった石田選手と迫田選手の話、
データをこえる何かの力があるという話、
モチベーターとしての役割を果たしたたという話・・・。
どれをとっても、
本当に興味深い話で、
これはどちらかと言うと親よりは、
集団を取りまとめなくてはならない立場である、
教員に聞いてほしい話だとおもった。
あ、ちなみに演題の、
逆転発想・・・については、
背の高さがアドバンテージになるバレーボールにおいて、
背の高い選手を集めるということを、
眞鍋監督はやめて、
バレーボールの本質を考え、
ようはコートにボールを落とすゲームだということで、
他のチームより多くボールを落とすチームをつくるのではなく、
他のチームより少なくボールを自軍のコートに落とす、
そういったチームを作ろうと切り替えたこと・・・
という話だった。
だから、レシーブの猛特訓を、
毎日の日課に組み込んでいたという。
残念ながらその練習がセッター竹下さんの、
指の骨折につながったようだが・・・。
貴重な講演を聞いたあと、
上越市から全体会が行われる長岡市に移動し、
その夜、
長野県人会に参加するわけだが、
それはまた次回のお話。
9月定例会開会まであと11日
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