昨年度、全佐久PTA会長として、
佐久地域の高校の将来像を考える地域の協議会に参加したこともあって、
長野県教育委員会から案内が届いた。
高校改革再編整備計画1次案についての住民説明会。
今回は佐久地域の旧6区通学区と
伊那地域の旧8区通学区で開催するようだ。
詳細についてはこちら。
私の関わるところは6区であるため、
時間的に参加できるであろう、
6月19日金曜日の15:00から16:30に、
佐久平交流センターで行われる説明会に参加するように、
メールにて参加申込をした。
旧6通学区での具体的な統廃合の方針としては、
小諸商業高校と小諸高校の統合、
野沢北高校と野沢南高校との統合が示されているが、
それ以外にも、
小海高校・軽井沢高校・蓼科高校の
今後のあり様について、
長野県教育委員会がどのように考えているのか
ということを、
こういった機会に探っておきたいと思う。
以前にも記事に書いたと思うが、
前川上村長である藤原忠彦氏が過去に提言した、
南佐久郡で地域高校を受け持つというアイデア・・・。
法律や条例、制度的なものの障害はもちろんあるが、
現実的に、蓼科高校と軽井沢高校は、
そこにそれぞれの町村が手を入れ始めている。
小海高校もやっていないわけではないが、
1つの町村が担当していないだけに、
その対応は他の2つの高校と比べて後手に回っている気がする。
今回の再編成整備計画1次案に小海高校は入ってこなかったが、
だからこそ私は危険を感じる。
やれ、たすかった・・・
は、根本的な変化をもたらさない。
そして、事態が直面すると、
時間がなかったとか、対応不足だったとか、
仕方がないとか言って、
すでに既定路線であったかのように自分を納得させてしまう。
我が息子たちは、
私の人生の都合によって、
この佐久穂町で教育を受け、大人になることを、
彼ら自身が選択せずに・・・、
きつい言い方をすると強いられているともいえる。
その責任が我々大人には、
少なくとも息子たちに対して親としての責任がある
と私は思っている。
だから、息子たちのために、
教育環境の格差がそれでも少しでも小さくできるような、
そういった措置を講じていきたいのだ。
まずは、高校のほとんどが長野県立であるならば、
長野県教育委員会の意向を知らなければ、
子どもたちに場所による不利さを縮小していくような、
佐久穂町の、南佐久郡の、東信地域の、長野県の、
教育の実現化に向けての行動を起こすことすらままならぬ。
行きたいと思う高校が、近くにある幸せ・・・
そのささやかな実現のために、
まずは、・・・というか、
改めて聞くことから始めようと思う。
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