佐久穂学習倶楽部の次のステージ!

佐久穂中学校でテストがおこなわれた。

中1である7年生は2回めの、

中3である9年生には、

進路について1つ目の勝負どころとなるテストだ。

 

中3ともなると精神的に大人になっていく時期。

ここで重要なのはプランニングである。

ところがどういうわけか日本は、

努力と根性が大好きで、

そこに隠された無計画性と非効率性を直視しない傾向がある。

 

小さな成功の積み重ねによって、

大きな勝利が得られる

というのは間違ってはいないが、

大きな勝利を得るためには、

小さな成功を積み重ねれば良い・・・

というのは間違っている。

よく数学で学ぶ逆は真ならずというやつだ。

その話についてはこちらを参考にしてほしい。

 

蛇足になるが、私が想像するに、

日本の数学教育が、

この間違ったイメージを育成させるのに一役かっている気がする。

致し方ないのだが、

三角形を学ぶにあたって、まず正三角形を学習する。

四角形を学ぶにあたって、まず正方形を学習する。

つまり特別から普遍へという学習過程を踏むわけだ。

これは至極もっともなことなのだけど、

正三角形にしろ正方形にしろ、

その性質は世にも珍しい、逆が真である事例。

そういったものをとにかく小さい頃に扱いすぎて、

詐欺に引っかかりやすい思考である、

逆も真だろう

という落とし穴に陥りやすくなっている・・・

と、私は考えている。

 

もちろん、学年が上がれば上がるほど、

普遍的なことを学ぶのは確か。

そんな中で、

逆は真ならず・・・ということも

実感していくのだろうが、

大抵の場合、もうその時には、

数学が嫌いになっている人が多くなっている

のはなにかの皮肉か?

 

話を戻そう。

中3にとって、ひとまずの目標は、

高校への進学ということになる。

で、そこにいたるまでの、

計画とその効果

について、中3はもう少し学ぶ必要があるように思う。

それもできれば夏ぐらいまでに・・・。

 

1回1回のテストの計画は立てて学習する人はいても、

5回のテストを見越して目標設定をし、

そこに効果的な計画を組み立てる人は実に少ない。

というか、ほとんどない。

 

私もうっかりしていた。

佐久穂学習倶楽部の部員には、

夏休み中にその計画を立てさせるべきだった。

技術的な指導はもちろんだが、

プランニングのお手伝いをすることを

軽視していたかもしれない。

いまさらながらはげしく後悔。

 

私の佐久穂学習倶楽部は部員数を限定しているので、

それぐらいのことはしなければならないし、

むしろ、佐久穂町の子どものために、

無料でそういったイベントを組み立てるべきだった。

開部してから3年。

佐久穂学習倶楽部の運営にも型ができ始めた。

そろそろ次のステージに進むべきだと、

強く決意する。

 

佐久穂町に住む、

小学生・中学生・高校生のために

さまざまな必要だと思われるイベントを組み立てていこう!

 

明日、佐久穂中学校生徒会インタビュー

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