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基本は待つこと?

全佐久PTAの通信を発行するにあたって、原稿の依頼がきた。

「我が家の子育て」が与えられたテーマ。

というわけで、執筆。

以下、原稿のママ。

 

私は3人の息子の父親である。

妻は小学校の教諭をしているのに対し、私は比較的時間が自由になる仕事をしているので、息子たちと直接的にも間接的にも接する時間は多いほうかもしれない。

 

よく子育てについて夫婦でバランスを取るべきだというような話を聞くが、私の所は全くと言っていいほど、バランスは取れていない。

息子たちは私に注意をされた後、母親のところへ行くと、再び注意を受けることになることがしばしばだ。

もっとも注意する観点は、私と妻は別人格なので異なるのは当然のことだが・・・。

 

そんな非模範的な夫婦であるが、実は子育てに関して合言葉のように言っていることがある。

それは「教育とは待つことだ」というものだ。

 

例えば、次男の場合、年長のときに某有名通信教育教材の年中用を、無理を言ってお願いしたこともある。

小学校1年生では、繰り上がりの足し算ができなかったが、地道にお金をつかった遊びをしているうちに、小学校1年生の12月ごろに、まるで段差をヒョイっと越えるかのようにいとも簡単にできるようになった。

箸もしっかりと持てなかったが、毎日粘り強く言い続けて、ある時ふと「下のお箸はお姉さん指にふれるようにする」という言葉をきっかけに正しく持てるようになった。

 

これは次男の例だが、3人とも諸事そんな感じだ。

 

時々、自問をする。私達夫婦の子どもへの願いは、「できるようになってほしい」というものなのか、それとも「みんなと同じになってほしい」ことなのか・・・と。

 

子育てや教育は、実は子どもの問題ではなく、「待つ」ことが、その手段にできるかどうかという大人側の問題なのではないだろうか・・・といつも自分を戒めるようにしている。

 

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