7月9日の午前中、
毎年のことであるが、
佐久穂小学校の3年生が、
自分たちの給食の食材を確保するため、
由井ブルーベリー園にブルーベリー狩りに来る。
由井ブルーベリー園の園長?であるジジにとっては、
一昨年、昨年、今年と必ず孫がその中にいて、
特に微笑ましい企画に違いない。
このブルーベリー狩り・・・3年生3クラス分で
なんと37kgのブルーベリーを確保する。
イメージしにくいとは思うが、
これはなかなかの量だ。
う~ん・・・
普通のビニール袋一杯で1kgぐらいと、
イメージしてもらえばいいかな?
天気もよくて・・・
こまめに水分を取らないと熱中症にでもなりそうな天気で、
そんな中で3年生たちは、
せっせとブルーベリーを摘んで帰っていった。
きっと今日の給食は生食のブルーベリーが出ることだろう。
そして後日、
ジャムかブルーベリーソースとして学校の食卓にあがる。
考えてみれば、
自分たちの食べるものを自分たちで確保する!
といった、体験学習ができるのは、
自校給食ならではの企画であって、
隣の佐久市では現実的に実施できない体験だ。
黙っていれば食事が出てくる・・・
どころか、食事が出てこないという状況に対して、
怒りをあらわにする子どもすらいる・・・
こういった間違った「あたりまえ」の刷り込みが、
子どもたちを自立できなくしているように、
常々感じている。
食事もそうだし、
どこかに車で送ってもらえることもそう。
自分が好きでしているスポーツの
必要な道具を買ってもらえる・・・ということもそう。
高等教育に進学するためのお金もそう。
親が子どものために頑張れば頑張るほど、
もしかしたらそれがアダになって、
子どもたちが過剰供与を「あたりまえ」と思ってしまい、
あとで辛い思いをすることになる。
子ども本人は、
社会が私を見てくれない!
とか、
みんなが私に親切でない!
とか、
私はなんて不幸なんだ!
とか・・・
そう思いこんでしまって自分が対応しようとしない・・・
対応することも思いつかないような、
そいういった他の人から見れば、
いわゆる残念で痛い大人になってしまうのでは?
順番から言えば先に死んでしまう私としては、
少なくとも私の息子たちがそうなるのは見たくはない。
こういった食材確保の体験も、
そういった事にならないための1つのきっかけにしてほしいな。
中部横断自動車道議員連盟総会まであと7日
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