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あっちもこっちで正しくて?

2月1日、1月臨時会があった。

今回、出された議案は2つ。

両方とも、

駒出池キャンプ場を民間委託するにあたって、

整えるためのもの。

すでにある条例から委託する分を抜き、

新しく駒出池キャンプ場のみの条例を制定する。

全員、賛成で可決。

 

その新しい条例の中で、

私は、明記しなくてもいいんじゃないか?

と、思うのだが、

各料金が条例の中で設定されている。

入場料がいくらで・・・みたいに。

民間企業に関わったことがあればわかると思うが、

当然ながら、利益を上げなければならぬ。

だから、基本的に需要と供給の関係で、

価格が決まる。

となると、トップシーズンは高い料金となる。

と言うか、料金は時期によって変動するのは、至極当然。

だから表記が〇〇円以下とならざるを得ない。

 

その料金を見ると、

たしかに高い印象をうける。

まあ今までより高いというだけで、

普通のキャンプ場にありがちな料金だが・・・。

ここで考えなければならないのは、

いい梅塩というのは、もちろんあるが、

1つの行為において、

動機が何であるかを明確に認識することだ。

 

この場合、町民が安価に使える施設であることを主目的にするならば、

赤字承知で町で運営すべきだろうし、

観光施設として町外からの客を得ることと

それによって利益を上げることを主目的にするならば、

それなりの売り上げと様々な投資による、

拡大再生産が必要である。

 

今回は後者が主目的だと思われるが、

人によっては信条として前者の目的の方が、

大事だと思う人もいる。

何が大変って、

実は考え方自体、両方とも正しいということが大変なのだ。

しかも、その正しさは個人の中で不変であればまだいいが、

人はそれほど不変でいられない。

いや、むしろ変化するからイイ!

でも、こと議論となるとまさに梅塩をさぐることになってしまう。

 

これが集団ともなれば、

ときにものすごく片寄って過激になることもあるし、

無責任になるために全体的無関心をよそおうこともある。

一部の扇動者にいとも簡単にのせられ、

しかも自分達は正しいと微塵も疑わないときもある。

 

善悪の問題ではない。

前にも書いたとおりあっちもこっちも正しいから困っちゃう。

こういった中で、私のできることは、

私自身を磨くことしかない。

教育者でもあるので、

そういった子どもを育成したい

と、言うこともできるが、

それは人の、教育者の傲慢あろうと思う。

 

でもまあ、

いずれお腹がすくからといって、

ご飯を食べないわけにはいかないわけで・・・。

活動をやめるわけにもいかないわけだ 。

 

佐久穂町人権フェスティバルまであと2日

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