2月3日、いわゆる節分。
佐久地域では結構な割合で、豆まきに落花生を使う。
この地域以外にも北海道・新潟・宮崎・鹿児島でも、
落花生を使うという話も聞いた。
基本はやはり大豆なのだが、
これも炒ったものをつかう。
逆に、まいた大豆から芽が出ると、
縁起が悪いという考え方もあるらしい。
世の中の渡辺さんは豆まきをしないという話も聞いた。
渡辺綱の鬼退治の話を知っている人は、
きっとうなづいてくれるだろう。
九鬼家を殿様にいただく地域は、
福は内しか言わないというし・・・
気がつけば恵方巻きが全国区の行事になっている。
さて、豆まき講座ではない。
2月3日は佐久穂町茂来館で
人権フェスティバルIN佐久穂に参加。
演劇があったり、
小中学生の作文発表があったりと、
人権について考える1日となった。
この中で個人的にとても興味を引いたのが、
NPO法人FDA理事長の成澤俊輔氏による
「大丈夫、働けます。
~人と組織が幸せになる仕事の作り方~」
という講演。
ちなみに彼は難病のため目が見えなくなった。
引きこもりもしたようだし・・・
話し方も少し普通と違っていると、
講演を聞いて思った人もたくさんいると思うが、
私としては至極当然の帰結だと思ってる。
目から情報が入ってこなければ、
人と話していても焦る。
焦って話しまくる。
話しまくれば、分かりづらいって言われるから、
リピートを多用する。
話の内容は、
色々な状況の人に仕事をすすめたい。
そんな色々な状況の人の親に「大丈夫」と言ってあげたい。
そんな思いで会社を経営している。
それな人たちのために、
色々な企業のコンサルティングをやっている。
ということらしい。
その中で一番ささったのが、
「あなたの強みはなんですか?」
という質問。
彼のいうところでは、
強みをはっきり言う人はなかなかいないもので、
だからこそ、あえて強みと聞かれれば、
ほとんどの人は、強みをいうというよりも、
自分の思いややりたい事、自分の役割を言うものだ
ということ・・・らしい。
これは、
自分を見直す上でシンプルな方法だと思った。
じゃぁ、私の場合は・・・
この質問を受けたとき、
人を安心させること
と自問自答した。
ということは、
私は回りの人を安心させてあげたいんだ・・・。
ということに出会う。
人を救いたいのか?
困っている人に手を差し伸べたいのだ・・・きっと。
でも、強みは教育的思考とも答えられるので、
きっと、
自分で歩くための手伝いをしたいのではないか?
とまたまた改めて気づく。
真面目な話はこれぐらいにするが・・・
そうするとどんな職業が向いているのだろう?
とふと思い直すとき、
昔、占いだったか心理ゲームだったか忘れたが、
向いている職業に、
教師、政治家、宗教家・・・
と書いてあったのを思い出した。
・・・あれ?
困惑する47歳、亥年・・・。
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