いきなりの画像なわけだが、
この予定で総務文教常任委員委員会が行われた。
ちなみに右側にメモ書きで書いてあるのは、
委員会採決の結果。
1日目の総務課の承認第17号の承認は、
新聞でも書かれていた通りの、
庁舎内の防犯カメラ設置についての審議。
私個人の意見は以前の記事に書いたのでこちらを。
さて、7人で構成される総務文教常任委員会。
委員長は採決に参加しないから、6名の委員のうち、
4人が承認賛成、2人が承認反対という結果になった。
また、個人的に疑問が拭えず質問しまくったのが、
こども課の補正予算と生涯学習課の補正予算。
こども課の補正予算は、
すでに予算化していたスクールバス車庫付近のトイレ設置、
その予算をなくすというもの。
予算化までした事業を中止するということは、
それなりの重大な理由があるということ。
それほど重大な理由もなく中止をするなれば、
根本的にその事業を予算化するまでの経緯に、
疑義が持たれるのだから・・・。
生涯学習課の補正予算は、
北沢の大石棒に関する予算の目論見が外れたため、
それを少しでも補うべく寄付を募るというものだった。
こちらについては、
いわゆる財源確保のあてが外れたわけで、
そうなると当然ながら町単独の一般財源で行うこととなる。
それは、まぁ必要な事業であるからやればいい。
そして、その財源を少しでも補うために、
一般寄付を募るという。
財源を補填するための事業として、
さらなる補正予算を組もうとしているわけだ。
具体的にどんな事業かというと、
一般寄付を募り、それに対して返礼を出すというもの。
それが、大石棒のレプリカやら黒曜石のナイフやらだという。
私が重大問題としてあげるのは、
その事業を予算化するに至るまでの経緯。
つまり生涯学習課内でどの程度の議論を重ねて、
その事業を組立てたか?ということ。
まず、真っ先に考えられるのはふるさと納税を利用する方法だが、
それは返礼品の制度改正の関係で諦めたという。
まずそれが???な自分がいる。
そもそもモノ返礼よりもコト返礼のほうが、
考古学ファンや縄文時代ファンには受けるのではないか?
という前提が私の中にはある。
ならば返礼品の関係で諦めるなんてことは、
コト返礼をまず先に吟味するのが当たり前で、
そうなると最初っからふるさと納税をあきらめるなど、
順番が逆だと思うわけだ。
で、その事業を組み立てるに当たっての経緯を質問したが、
私個人としては納得できる回答ではなかった。
穿った見方をすれば、
具体的な返礼品ありきの事業計画だったのだろうか?
とさえ思ってしまう。
補正予算に限らず予算というものは、
一部に疑義があってトータルとしての賛否が問われる。
いわゆる総論賛成各論反対の事例である。
だからこそ、難しい。
もちろん一般質問したり、
直接、話をしたりすることは可能だが・・・。
というわけで、総務文教常任委員会審査。
本日、総務文教常任委員会審査2日目
コメント