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反問権!

10:00から6月定例会一般質問が始まった。

今日と9日月曜日の2日間で10人が一般質問をする。

何度も言うようだが、私は今回は見送っている。

 

今日の一般質問は、

午前中、高見沢春野議員、高見澤研二議員。

午後は倉澤治貴議員、倉澤陽一議員、岡部勝一議員。

詳細については7月下旬に出される「議会だより」を見てほしい。

 

 

今日の驚きと言うか新鮮だったことは、

岡部勝一議員の一般質問の中の

タバコポイ捨て禁止の看板設置について。

 

これについて、住民税務課長が答弁する。

実はもうすでに看板は準備段階に入っているとのこと。

で、答弁だけでは終わらずに、

住民税務課長は、佐久穂町議会初の反問権を行使したのだ!

 

反問権・・・。

佐久穂町議会基本条例で認められた、

執行側から一般質問をした議員へ、質問を逆にする権利。

タバコのポイ捨てにかぎらず、ゴミの投棄についてどのように考えているかを、

岡部議員に対して逆に質問したわけだ。

 

さて、議会でのできごとはできごととして・・・。

 

タバコやゴミの問題。

 

以前にも書いたが、早朝の美化運動に子どもと出かけたときも、

やはりタバコの吸い殻が多かった。

中には車のタバコの吸い殻群をそのまま捨ててあることも・・・。

教育の場ではよく言われる窓割れ理論。

やはりゴミが落ちている、吸い殻が落ちているとなると、

次のモラルの崩壊を誘発する。

崩壊というほどのことはないとお思いかもしれないが、

これは次から次へと連鎖を起こす。

 

よく聞くディズニーランドの従業員の教育。

ディズニーランド自体に私はあまり行かないが、

というか、

子どもの頃に2回ぐらい行ったきりだが・・・

やっぱりディズニーランドはきれいだ。

それは、きっと

1つたりともゴミをお客様に見せない!

という思いからだろうと思う。

だから、モラルの崩壊をお客様側も起こさない。

たとえお菓子を下にこぼしたとしても、

「あ~おっこっちゃった」と思わず、

「汚してしまってすみません」と思うだろう。

 

私は思う。

その差は、いわゆる0と1との違いだと。

 

中学校で「話をしないで待っていてください」と指示されると、

何故か生徒は小声で話し始める。

大声で迷惑をかけないようにしようという配慮によるものだが、

それは、音声を発しないという基準から、

迷惑をかけないという基準にモラルが崩れた瞬間である。

しかもその迷惑をかけないという基準は相手の基準ではなく、

自分が勝手に想定した基準である。

そうして、次から次へと小声で話す人が出現し、

結果、配慮しない人が出現することになる。

そういう場面を何度も見てきた。

 

実はこれは空き家や空き家の崩れ具合や、

衰退した町並みを見たときに感じるモヤモヤ感にも通じることだ。

 

ルールからマナーへ、マナーからモラルへ。

規則から作法へ、作法から配慮へ。

守から破へ、破から理へ。

 

常に高い基準で生きていきたい。

もちろんそれはとっても苦しいことだ。

だったらせめて、

いつでも高い基準に立ち戻ろうと思うようにしたい。

 

6月定例会閉会まであと10日

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