12月17日の土曜日に、
佐久穂町青少年育成協議会会長として、
令和4年度長野県青少年健全育成県民大会
に参加してきた。
場所は飯田市にある飯田文化会館。
いや・・・飯田市は思っていた以上に遠い・・・。
松本市に住んでいたときも、
伊那市までは個人的許容範囲内だったが、
さすがに飯田市までは・・・という感じだった。
というよりは名古屋出身の私としては、
飯田市はもはや東海地区なイメージだ。
中日新聞が主流だっていう話も聞くし・・・。
役場の職員も参加する予定になっていて、
役場の車で行くように準備してくれていたが、
私個人が帰りに松本市に用事があったため、
申し訳ないが、個人の車・・・
電気自動車リーフで行くことにした。
実際には、
朝8:30にリーフに乗って出発。
中部横断自動車道で佐久穂ICから南佐久ICへ。
そっから新和田トンネルを越えて岡谷ICへ。
そうそう、途中にある和田峠の
いつも立ち寄っているセブンイレブンが閉店していた。
通り過ぎただけなので、
移転なのか一時閉店なのか、時代の流れなのか・・・
そのあたりはわからなかったが、
だんだん人口の集中が局地的にも起こっているのだろう。
岡谷ICから長野自動車道にのり中央道へ合流。
このあたりから残りの電池残量が気になり始め、
ちょっとヒヤヒヤしながら駒ケ岳SAへ。
この駒ケ岳SAには急速充電器が設置されている。
というか、そのあたりにはココしか設置されていない。
正直なところ万が一、この急速充電器が故障中だったりすると、
そのあとレッカーの可能性が急激に上昇するぐらい、
実にリスキーなシュチュエーションだ。
電気自動車、電気自動車というならば、
高速道路のすべてのSAに急速充電器を設置すべきだと思う。
案の定、駒ケ岳SAに到着すると、
すでに急速充電器には白い葉っぱが止まって光合成の最中だった。
まぁ、すぐに前の車は充電が終了し、
優しい老夫婦が、わざわざ声をかけてくれて、
そのうえ急速充電のコネクタまで私の赤い葉っぱに刺していってくれた。
こういうちょっとした交流は微笑ましいが、
こういった交流だって微笑ましいの逆に振れることだってあるから、
リスクヘッジはしておかねばならぬと、
ホッとしながらも思った。
駒ケ岳SAで充電をし、再出発。
もちろん30分しか充電はしていない。
なぜなら充電効率を考えているからだ。
電気自動車の充電は、
満充電が近づくにつれ充電効率が悪くなる。
つまり時間がかかる。
コップに水をなみなみと注ぐときのように。
だから、80%近くになったらまぁそれで良しとする。
急速充電器では特にそうだ。
現実には70%近くで出発した。
しばらくして飯田ICで中央道から降りる。
この時点で11:00。
受付開始の12:15までにはまだまだ時間がある。
飯田市に入るとそれでも次の行動と帰りのことを考えて、
目的地の飯田文化会館と、
そこに至るまでの急速充電器の場所を確認。
高速道路を降りた近くのホテル?スーパー銭湯?で、
とりあえず車内でYoutubeを見ながら、
30分急速充電。
これで80%近くまで充電をする。
飯田IC付近から飯田文化会館まではそれなりに離れていて、
そこまで移動。
到着したのは12:00。
移動に使用した3時間半のうち、
1時間ぐらいを充電に当てた計算となる。
ちょっと早いが、12:10ぐらいに会場に入り、
そこから長野県青少年健全育成県民大会に参加。
そのことについては次の記事に譲る。
終了は16:15ぐらい。
そこから飯田ICから中央道にのって、人と会うため松本へ。
ちなみに松本市内は混み合う上、
急速充電器の数も使い勝手も悪い。
だから松本ICで降りずに一個手前の、
塩尻北ICで高速道路を降りる。
あとは国道19号沿いの日産販売店あたりの急速充電器を探す。
松本日産販売の急速充電器で、
50%ぐらいから80%まで充電。
ココに置かれている急速充電器は、
見たことがない新しいタイプのものだった。
性能的にはそれほど変わらないけど・・・。
この後、松本で所用をすまし、
その充電量のママ自宅へと戻った。
とにかく急速充電器が少ない。
それに10分ぐらいで8割充電ができるようにならないものか?
電効率の向上も望みたいところだ。
また、私の持っているリーフ程度のバッテリー容量では、
田舎生活での活用はつらい。
田舎生活というのは、買い物ひとつ取ってみても、
ちょっとしたことで市町村をまたいだ移動をする。
当然ながら公共交通機関も充実しているわけではないし、
おそらく都会以上に車社会だ。
ましてや長野県の場合、
ちょっとした会合に出席する場合でも、
こうして急速充電器を最低1機、
ときには2つや3つを渡り歩かなければならない状況だ。
改めて思う。
そりゃぁ、都会は人が多いし、
最大多数の最大幸福を追求する功利主義的発想が、
政治の思考の主流であるとはいえ、
あまりにも都会を基準に政策が決められてしまうと、
田舎はあまりにも不利な状況を押し付けられてしまうのではないか?
今回の電気自動車の普及とて同じで、
そのあたり、自然の中での葉っぱのある生活検証は、
皮肉にも辛い結果になりそうだ・・・。
葉っぱのある生活22枚目
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