今年・・・あぁ去年か・・・の夏は暑かった。
今年に入って、
関東平野では雨が少なくて、
野菜を中心として農作物が被害を受けているらしい。
このようにマスコミでは、
異常気象を報道することが多くなってきた。
ゴア副大統領がノーベル賞を受賞したあたりから、
地球温暖化を始めとした環境問題が叫ばれるようになった。
私はそれが異常気象なのかどうか?はわからない。
長い地球の歴史において安定期というのは、
実は短い期間なのかもしれないとも思う。
中学校の歴史を学習しただけでも、
ものすごく昔には氷河期があったり、
西暦が始まってからを考えても
縄文時代は平均気温がかなり高かったようだし、
江戸時代あたりは逆に平均気温が低かったようだ。
環境問題そのものの是非や、
その問題点が正しいのか間違っているのか、
は、私の知識や知恵の遠く及ぶところではない。
ただ、今の私にとっての現状の関心事は、
そんな変化に対応できる準備や対策ができているかどうか?
ということだ。
そんな中、1月21日に佐久平交流センターで、
私たち佐久地域の水の未来を考えよう
という講習会があって、参加してきた。
内容は、信州大学工学部水環境土木工学科の中屋眞司教授による
地下水賦存量調査結果報告と佐久地域の流域マネジメント
という講演会だった。
簡単に説明すると、
佐久地域は水資源を十分な量をキープできるか?
という命題だと思っていい。
その命題に答えるために、
現在までの研究手法の確認と今後の予測値の説明を受けた。
で、途中の説明は難しい部分も多くあったので、
提示された結論だけを、
私なりに柔らかく言い直してみると、
ということだ。
ちょっとまえのブログの記事として書いたが、
いわゆる水は、
水不足の状態になってから、危機的状況になってから、
水の存在のありがたみを感じるようなものだ。
まさに、負の価値によって成立する正の価値。
今回は水についてだったが、
そういったものを学術的に理解する機会を得るということは、
とても貴重だし、ありがたいことだと思う。
南佐久環境衛生組合定例会まであと7日
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