今回の衆議院選挙で躍進を果たした国民民主党。
国民民主党が押している政策のひとつが、
103万円の壁を取っ払って178万円まで引き上げること。
なんで政策の話を先に伝えたか?
国民民主党の徹底しているところが政策重視という姿勢だからだ。
おそらく自由民主党や立憲民主党から、
首班指名についてなんらかの交渉があると思うが、
政策実現の確約が取れない限り承諾はしないだろう。
ずっと言われてきている若者の政治離れ。
この話題について若者と言われてきた私達も、
すでに60歳手前まできていて若者と呼ばれては赤面する。
今回も投票率が53.85%で前回よりも下がっている。
ちなみに県別の投票率の低さをみると、
前内閣総理大臣の出馬した広島県と、
自由民主党王国といわれる群馬県がその1位2位となっている。
こうなると、気がつけばもはや、
若者の政治離れではなく、国民の政治離れなのかもしれない。
さて、一方で日テレNEWSからこのような資料が出されている。
年齢別の比例代表制政党の割合だ。
注目すべきは年齢が上がるにつれ、
自由民主党と立憲民主党の2択になる傾向があるということ。
逆に、若い世代は国民民主党の割合が高いということ。
素人目ではあるが、若者は政治離れをしていないのではないか?と思う。
若者が離れているもの・・・それは、政権闘争。
そして若者が気にしていること・・・それが政策!
なのではないだろうか?
とするならば、我々よりも、
純粋に政治そのものに興味関心が向いているといえる。
若者はおそらくそのライフスタイルから、
新聞やテレビなどの大手マスコミに対して信頼度は低く、
むしろ不信感が高まっているのではないかと思う。
だから、国民民主党の103万円の壁に関する政策について、
財務省の意見やそれに紐づけられた大手メディアの論調がでても、
あっという間にYoutubeをはじめとするインターネット上では、
なにいってるの?的な反論で埋め尽くされる。
特に最近のYoutube上は、
政府やマスコミの印象操作に対し、
事実や学術的説を突きつけて、
論破しようとする人たちが増えてきたような気がする。
そんな情報メディアに触れている若い世代は、
そもそも政府発表やマスコミの印象操作に対して、
冷ややかな目でみているのではないか?
となると、
若い世代はむしろ政治離れなどしておらず、
盲目的に大手メディアを信頼する扱いやすい我々以上の世代と違い、
ほんとうの意味で、
政治的に強い思いを持っているのかもしれない。
本日、議会活性化特別委員会活動
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