11月24日の日曜日、13:30から、
佐久穂町議会主催で町民との意見交換会を開催する。
この会では毎年、
佐久穂中学校生徒会の役員にワークショップの参加
をしてもらっている。
昨年の様子がこちらの写真。
約20名ほどの生徒が3グループに別れてワークショップをしてもらう。
すでに佐久穂中学校での生徒会の行事として位置づけてもらっていて、
佐久穂町議会としては感謝しかない。
私としても、子どもたちの公民教育が十分でないと感じる現状において、
こういった機会を創出できることを嬉しく思う。
ちなみに子どもたちへの公民教育が十分でないと感じる現状は、
決して私だけではない。
その証左に、
以前の記事でも書いたが2022年から、
高校の教育課程において、
公民科の科目に公共という必修科目が加わった。
これに伴い現代社会という科目が廃止される。
ちなみに高校の社会科目については結構頻繁に変化していて、
現在では、地理歴史科、通称地歴科と公民科という2つの教科に分かれている。
教員免許の別の科目扱いだ。
地歴科では、
以前は、世界史A・世界史Bのうちから1科目選択
日本史A・日本史B・地理A・地理Bから1科目選択だったが、
改定後は、地理総合・歴史総合が必履修科目として新設され、
さらに地理探求・日本史探求・世界史探求が選択科目となった。
公民科はこれまで現代社会・倫理・政治経済の中で、
1科目を必修するとして設定されていたが、
2022年度からは現代社会がなくなり、新しく公共という必修科目に。
残った政治経済・倫理は選択科目になった。
いずれにせよ、私は思うのだ。
この情報化社会では、
知らないことによる危険に触れない効果はすでに激減し、
知らなければ危険に接触し陥ってしまう確率が上がっていると。
振り込め詐欺がそのひとつの現れであろうと思う。
そう感じるからこそ、
公民教育の必要性は今までにないほどだと思う。
それは、正直なところ小中学校だけでは不十分だ。
本来ならば、保護者がその役割を担うはず・・・かとも思うのだが、
それも政治を学ぶ機会が少なくかつ距離を置くようにされてきた
そんな保護者世代では現実的ではない。
だからこそ、地方自治体・・・行政側も議会側も、
その役割を担わなければならないと思っている。
だからこそ、私はこの企画に精力的に取り組んでいるわけだ。
本日、議会活性化特別委員会活動
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