盛りだくさんだった2月21日。
広報編集調査特別委員会があり、
全員協議会があり、
そして議会改革特別委員会、
最後に議会報告会実行委員会。
今回はこの日の議会改革特別委員会の記事。
以前にも何度か記事にしたことがあるから、
前段階として2つの記事を参考にしてもらいたい。
で、今回の議会改革特別委員会ではこの提案を受け、
より実働的な議会活動ができるように、
また、すべての議員が、
責任をもって議会活動に参加するように、
議会構成を変更することが決まった。
名称については、
広報特別委員会と
議会活性化特別委員会ということになった。
それぞれ8名の定数で、
佐久穂町議会の定数は14名だから、
議長・副議長などをのぞけば、
12名が重複してそれぞれの特別委員会に入って、
佐久穂町議会としての活動について、
尽力することになる。
ざっくり言えば、
佐久穂町議会の実働部隊である。
この議会構成の変更の意味は大きいと、
私は思っている。
つまり、
すべての議員が議会の実働に関わり、
関わることで議員個々の能力向上の必要性が実感でき、
実感することで研修などの活動が活発化し、
活発化することで議員の資質や能力が向上する。
これは、個の問題ではない・・・
とすることが重要だ。
議会活動に直接関わりながら、
町民の声を聞きつつ、
必要と感じられるテーマについて研修を重ねることで、
議員同士の意見交換が活性化する土壌がつくられる。
意見交換が活性化すれば、
議員としてまた議会として、
どんな行動をすべきかが明確になっていく・・・。
昭和時代は地方議会議員といえば、
地域の口利きとしての役割が重要で、
よくもわるくも地域への利益誘導が主な仕事であった。
だから、地方議員は利益をもたらすものとして重宝もされたし、
重宝されるからふんぞり返ることもできた。
だが、時代は平成から令和に移り、
先に書いた役割は制度変化とともに薄れていき、
地方議会議員における今までのような存在意義は、
ほとんどなくなってしまっている。
地方議会不要論が一般的になるのも頷ける。
そんな状況だからこそ、
今の地方議会議員は自分たちの存在意義を
新たに確立せねばならぬ。
自分たち・・・というのは、地方議会そのものである。
となると、新たに求められている地方議会の姿を、
想像し創造せねばならぬ。
自己満足だと言われればその通りだが、
私はそんな思いで、
まずは佐久穂町議会の議会構成改変に挑戦した。
これが、具体的な議会活動の活性化につながり、
これからまだ変化をし続け、
新しい地方議会の存在意義を、
住民のみなさんが感じてくれるようになることを、
願ってやまない。
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