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佐久穂町議会の議会はじめ!前編

佐久穂町議会議員の任期というのは4年で、

その4年の任期が4月16日までということになっている。

4月17日から新しい期が始まるということになるが、

暦としては4月17日が土曜日4月18日が日曜日ということで、

実質4月19日からが新しい佐久穂町議会が始まる。

 

さっそく4月19日の午前中に、

初めて佐久穂町議会議員となった人が、

事務的な説明を受けることになる。

学校でいうと新入生オリエンテーションのようなものだ。

 

午後には、議員全員懇談会が行われる。

これは全議員が集まって、

事務手続きはもちろんだが、

主に4月21日に予定されている、

初回の本会議について打ち合わせをすることになる。

 

議長・副議長、常任委員会の構成、

それぞれの委員長も当然のように決まっていない状態で、

議会の運営について決定権を持つ、

議会運営委員会も同様に成立していないわけで、

初回の議会についてを現実的に決めるところがないわけだ。

そんなことを言っていると議会が始まらないので、

初回の議会についてを、

この議員全員懇談会で決めるしかない。

 

ちなみに国会の場合は、

この1番最初の国会のことを特別国会とか特別会とか呼ぶ。

地方議会にそういった初回の名前があるのかを調べてみた。

初議会というのがそれに該当するようだ。

 

で、初議会では仮の議長・・・臨時議長を立てるわけだが、

それは年長者であるのが通例のようだ。

そこから

議員がすわる仮議席が決められる。

なぜ仮なのかというと、

臨時議長が決めたから・・・ということのようだ。

 

ここから議長が選出される。

議長の選び方は基本的に2つ。

1つ目が・・・

こちらが先にものの本にはかかれているのが不思議でならないが、

指名推選による議長選挙

というものだ。

 

これは、そこまでの手続きがどうあれ、

臨時議長が指名して議員の合意を得るスタイルだ。

事前に議長になる人が内定している場合は、

この方式をとる・・・というか、

現実的にこの方式をとることが多いから、

本では先に記載されているのだろうと推測できる。

多くの場合は、指名を受けて、

異議なし!

ということで議長が選出されることになる。

 

もうひとつの方法は、

・・・これが普通だと思うのだが・・・

選挙による議長の選出だ。

これは投票箱と投票用紙を用意して、

議場の閉鎖を行い、

全議員が議長にふさわしい人に名前を書いて投票する。

 

間違ってたら申し訳ないが、

この方法だと14人の議員がそれぞれ自分の名前を書いた場合、

それぞれが1票ずつ獲得した

・・・なんてことになる可能性がゼロではない。

実際は事前に議長に立候補した人の話を聞いたするので、

さすがにそんなことはないし、

議長に立候補する人が1人しかいなければ、

おそらく指名推選という方法をとることになるのではないか。

 

開票の際には、議員の中から立会人を出し、

開票中のようすを確認する。

議場で、その結果を報告し、

最多の得票者が議長として当選の告知をされる。

 

いずれの方法にせよ、

臨時議長は、新しく選ばれた議長を呼び、

そこで就任あいさつをする。

その後、臨時議長は役目を終えて、

新しい議長に席を譲ることになる。

 

と、ここまでが初議会の臨時議長の仕事で、

もちろんこのあと、

選出された議長による議会がつづくわけだが、

長くなってしまったので、

次回の記事にすることにしよう。

 

議員全員懇談会まであと5日

 

 

 

 

 

 

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