1月25日の雪道の中、
長野県自治会館にて、
町村議会広報研修会に参加。
さしもの雪で、
当日の参加議会数はそこそこでも、
参加議員数となると半分ぐらいか・・・
空席が目立つ状況であった。
毎年、実施している研修会である。
議会広報誌の作成や編集における基本を学び、
実際に、参加している町村議会の議会だよりを使っての、
クリニックをするという研修だ。
長野県内では、中南信地区と東北信地区の2会場で実施。
私達が参加した東北信地区。
佐久穂町議会だよりはクリニックに応募しなかったが、
当日は、クリニックに応募した、
小海町・立科町・長和町・飯綱町の議会だよりを例に、
具体的にどうやって読まれる議会広報誌を作っていくか
というレクチャーが行われた。
私が勝手にざっくりまとめると重要項目は3点。
①読まれるための企画
②紙面の構成
③見出しの重要性
である。
①読まれるための企画については、
簡単に言うと、
住民を巻き込んだ企画の立案である。
住民の声をたくさん取り上げて、
住民の多くの方に読んでもらうという方向性だ。
住民の意見や写真を載せることで、
議会だよりに興味を持ってもらい、
地方議会を知ってもらって、
地方自治の政治に関心を持ってもらうという、
良循環を作り出せればこれほどイイことはない。
とはいえ、これが1番の難題。
だってそうでしょ?
2023年だけでも、
週刊朝日・ザテレビジョン・イブニングなんかが、
廃刊になっている。
プロ集団によって作成された雑誌でさえ、
これだけ有名所が廃刊になっているわけだ。
編集企画力が素人で、
かつ秘書などを持つ経済力もない地方議員が、
読まれる広報誌を作ること自体、
むちゃがすぎる。
じゃぁ企画力のある専門家に・・・
ってことになるわけだが、
それこそ広報さくほの最終ページみたいに、
お金を払ってプロっぽい人にお願いするわけにもいかない。
だいたい、そんな金が議会にはない。
・・・だから、
言い訳がましいけど、
佐久穂町議会議員の中に、
そこに注力する議員が数人は必要だと思う。
もちろん、プロ並みのセンスや技術は持ち合わせられない。
いや、持っているならば、
その道で食えるわけで・・・
私はプロである方へ敬意を持っているつもり。
素人ががんばればプロ並みになれる・・・
みたいな無責任なことは口が裂けても言えないし、
言いたくもない。
プロは私達が獲得し得なかった技能を持っているのだから、
対価として金銭を受け取るわけで、
素人ががんばって得られる程度の技能ならば、
逆にプロとはよべないでしょ?って話だ。
話がそれた。
それでもせめて、
議会だよりを通して議会と住民をつなぐ仕事を、
ひとつの大きな命題として持っている地方議員という存在は、
せめて素人としても、
先に述べた②③の項目については、
努力と根性で技術を磨くことぐらいは、
していかなければならない・・・と強く思う。
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