1月25日に、
町村議会広報研修会に参加した。
内容については前日の記事を。
この研修、毎回、
芳野政明氏が講師をしてくれる。
芳野氏は広報コンサルタントで、
一般社団法人埼玉県コミュニケーションセンター理事長。
広報紙や機関紙の編集を専門としていて、
主に議会広報研修会の講師活動をずっとやっている人だ。
全国町村議会広報表彰審査委員もつとめている。
で、講演の最後に質問をできる機会があったので、
2点確認。
1点目は、
議会だよりの要のひとつである
印刷編集の業者について。
正直なところ、
素人集団である議会議員が議会だより作成に当たって、
プロの力を借りられる唯一のポイントとなる。
が、この業者選定。
安かろうが選定基準である入札によって決定する。
デザイン力という価値が高騰している昨今、
これは全く真逆の業者選定基準であると言わねばならない。
さらに、議会だよりの予算はそれほど多くない。
佐久穂町の議会だよりも、
通常16ページの議会だより4300部を年4回、
1枚の裏表で構成される臨時号4300部を年2回で、
年間94万円という予算しか確保できていない。
ここでの入札条件に、
デザイン料はほぼ含まれてはいない。
現実には、デザインの面でも多大な協力を得ているのだが・・・
だとしたら、なおさらタダ働きをさせるようで申し訳ない。
こんな状況下で議会だよりの質を上げることができるか?
という率直な質問だ。
逆に言うと、議会だよりがとても上手な市町村は、
いったいいくらぐらいの予算でやっているのだろう?
デザイン力や企画力を発揮していくれる企業がついているのか?
などの現実的な思いもあった・・・
さすがにそこまでは質問しなかったが。
これについてはもう、
現状の課題としてそこに大きく横たわっているようで、
芳野氏によると、
あなたががんばんなさい
とのことだった。
返答のできない質問をして申し訳ないとも思うが、
すべての広報に関わる議員、
特に町村レベルの議員の気持ちを代弁できたと思う。
今後、芳野氏がこのテーマについて言及していってくれることを願う。
もうひとつの質問はもっと根源的なこと。
読者数の増減にかかわる指標について。
私たち議会だよりに関わる地方議員は、
住民に少しでも手にとって読んでもらえるように、
議会だよりを作成している。
となると、
議会だよりに工夫を加えれば、
その成果が気になるところだ。
ところが、それを客観的に図る指標が思いつかない。
そう。
住民が議会だよりをどの程度読んでくれているのか?
読者が増えているのか?・・・を、
客観的に知る方法が、なにかないだろうか?
もちろん、口コミ以外で・・・である。
これについても芳野氏はもうしわけなさそうに、
アンケートを取るぐらいしかない・・・と言っていた。
口コミで広めるしかないということだろう。
だからこそ、住民を巻き込んだ企画をすることで、
読者を増やす仕掛けをするしかないのかもしれない。
正直、芳野氏には申し訳ない質問だった。
意地悪といえば意地悪・・・。
だが、真摯に答えてくれた芳野氏には感謝だ。
改めて、私たちの関わっている議会だよりが、
それに関わる議員の思いによって運営されなければならないと、
強く思うに至る。
だって、基本的に他の雑誌と違って、
売上という指標がないわけだから、
あぐらをかこうと思えばかける状態にあるわけだ。
もはやこれは、
議会議員自身の住民に対する思いを支えにするしか、
その質を保つ方法はないのかもしれない。
これで私は2期目の後半、
のこすところ2年となってしまう。
4月には新たな議会構成が行われるが、
これだけは明言しておこうと思う。
私は、広報編集に関わる仕事を公約通り続ける。
そして、佐久穂町民に議会のことを伝えていく。
できるならその長となり、
その責務を全うしようと思う。
道の駅事業特別委員会打ち合わせまであと4日

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