12月8日に一般質問1日目が行われた。
いつもの一般質問を元にした記事。
一般質問で取り扱われた内容について、
私個人の見解を書くだけのなので、
それぞれの議員がどんな意図でどのような質問をしたのかは、
各議員に問い合わせてもらいたい。
文化財についての質問があった。
最近、信濃毎日新聞で取り上げられている
北沢川の大石棒。
縄文時代の信仰の遺跡だろうと言われている。
現在は観光資源というより文化財としての注目度が高い。
これ、写真の通り雨ざらしなので破損も風化も激しいらしい。
移動や保管、レプリカの設置、はたまた屋根を取り付ける・・・
などの保護策があるが、
いまのところ明らかな決定はされていないのが現状だ。
その他の文化財も現在は八千穂中学校に保存されている。
佐久穂中学校の7年生が授業で活用したり、
佐久穂町文化財友の会による活動も活発化している中、
今後の佐久穂町の文化財のあり方が注目される。
ちなみに質問者は八千穂中学校ではなく、
旧西小学校の再利用を求めていた。
旧西小学校あたりはよく、
掘れば土器の破片や黒曜石などが出土するという。
だから、遺跡発掘などのために時間が取られてしまって、
掘り起こす工事を実行することに躊躇するらしい。
これを観光資源として利用できたらいいとは思う。
大日向村満蒙開拓についての質問があった。
これについては、
質問者はこの大日向村の満蒙開拓についての
歴史伝承館を設置したいという思いが強い。
このブログでもこれまた少し触れたが、
長野県阿智村には満蒙開拓平和記念館があるが、
それをイメージしているのかもしれない。
そうでなくとも、歴史年表の看板は設置したいということのようだ。
長野県の元気づくり支援金を利用しようとしているらしいが、
長野県からもハード事業ではなく、
ソフト事業の充実をアドバイスされたようだ。
私はこのグループに誘われていないので、
このグループがどういった動きをするかについては、
全く預かり知らぬところだし、
口出しも無用だと思われるが、
このグループとは全く別の思惑を私個人は持っている。
今、私の運営している佐久穂学習倶楽部では、
通常の小中学生に対する学習指導や、
長野県高校入試対策の授業をおこなっているが、
将来的には、
高校生が大人になるための社会科の授業や、
佐久穂町の歴史などの授業を、
Youtubeでもいいし、出張授業でもいいので、展開して行きたい。
この中の1つのアイデアが、
大日向村の満蒙開拓の歴史に関する出張授業。
大日向村の話から満蒙開拓を切り口に、
当時の世界情勢などの話まで広げる授業をイメージしている。
ちなみに、満蒙開拓伝承歴史館は少しむずかしいかもしれない。
なぜなら、大日向村にはそれに伴う物質的な資料が少ないからだ。
ようするに展示できるものが少ないのだ。
そんな中で比較的貴重な資料が官報さくまち。
これについては別の記事を見てもらいたい。
文章が長くなってしまったので一旦切る。
一般質問1日目の午前2人分の質問に関わる自分の雑感。
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