6月19日の15:00より、佐久平交流センターにて、
高校改革再編整備1次案に関する住民説明会
が開催されたので、予約をしたうえで行ってきた。
まぁ自分が将来像を考える協議会で関わってきたこともあって、
ちょいと心配で顔を出しに行ったというのが本音。
その日は、長男が14:30に帰宅したので、
とりあえずいっしょい連れて行った。
説明会全体については、
小諸商業高校と小諸高校の統合校と、
野沢北高校と野沢南高校の統合校をつくる話が主だった。
もちろん、
小海高校や蓼科高校、軽井沢高校についても改革を求められるわけだが、
やはりセンセーショナルなのは統合校の話なわけだ。
残念と言わねばならないのは、
というか、長野県教育委員会としては限界なのだろうが、
新しい高校教育にむけて、
方法論と箱の話に終止してしまう
ということ。
大事なのは、内容・中身の話なわけだが、
そのあたりは文部科学省の管轄になってしまうのだろう。
行政というのは本当にテリトリーが障害になることが多い。
建物や、住民への理解、地域との連携などは県立なので県が担うわけだが、
実際に高校生たちがどのような学習をどのような基準で行っていき、
進路への対応がどのように行われるかについては、
国、つまり文部科学省の負うところが大きい。
これでは説明会を行ったところで、
高校での学習についての中心をえぐることはできない。
長男も正直なところ説明会には興味がない様子。
中1なんだけどなぁ・・・。
そもそもたった3年後の、
のちの自分の人生の3年間を決める居場所について、
無関心であることに、私の興味は傾いたが、
とはいっても、
正直なところ高校再編について一喜一憂しているのは、
当の子どもたちではなく、
まわりの大人、
特に自分の歴史の一部に干渉する可能性がある大人なのだろう。
私としては教育者であり、親の立場から、
この問題に関わっていくわけだが、
それとて、大人の都合による関わりに過ぎないと言われれば、
正しいかどうかもわからない正義感をその根拠に据えている私としては、
全く否定できるものではない。
となるあと、やはり必要なのは、
実際に高校を受験して3年間通学するであろう子どもたちの
無関心を少しでも解消していくという活動だと、
自分の中で帰結する。
でもね、やっぱり子どもたちの高校選びって、
友達・部活・交通の便・合格できるかどうか・・・
なわけよ。
ふぅ。
やることは山積みだ。
質疑応答の中で1人の質問者がいた。
彼は、将来像を考える協議会にも傍聴に来てくれていたようで、
協議会では、具体的高校は出さない
という前提で議論をしていたことを明示してくれた。
私の心配の1つもそれで、
その協議会で野沢北・南の統合案が出されたのでは?
という疑惑を払拭してくれていた。
そのうえでその方は長野県教育委員会に質問をする。
なぜ、3校のうち野沢北と野沢南なのか?
教育委員会の答弁は全く理解できなかったが、
でも、政治とはそういったものなのだろうと思う。
同じ野沢で、最寄りの駅が遠いということ。
それだけでも、新しく学校を作り直すことを考えると、
その2校を選ぶメリットは大きい。
もっちろん、野沢・中込近辺の駅近くに学校ができれば・・・
という結果論付きではあるが。
長野県教育委員会としては2030年には動き出し始めたいという。
それまでに、協議会をつくって地域ぐるみで、
新校についての色々を協議していくということだ。
私個人はこの地域への個人的な思い入れが偏っていないので、
あれこれと妄想してみてしまう。
駅に近いということを考えると、
佐久医療センターや佐久市役所・総合体育館に近い北中込駅周辺か、
滑津川の近くで河川の氾濫が怖い滑津駅周辺。
これに至っては、佐久地域は掘ったら遺跡が出てきてしまうので、
土をもって基礎土台を高くしてから作り直すという手もある。
土地が比較的多くあると思われる太田部駅周辺。
いっそのことバスの運行を前提として、
野沢の国道141号の西側に作るなんて手もある。
そうなると野沢北高校の跡地でもまぁ、問題ないのかもしれない。
私の頭の中でさえそうなのだから、
ようするに、色々な可能性がまだまだあるということだ。
重要なのはどこか?ではなく、
どこであったとしてもメリットと課題点が生じるわけで、
その課題点の解消に尽力することが大事になってくる。
妄想ついでに暴走してしまうと、
それこそ、いっそのこと佐久穂町の旧西小学校に、
佐久新校をもってきたっていいんじゃないかなぁ?
ふふふ。
本日、広報編集調査特別委員会インタビュー
コメント