早速、特別定額給付金が銀行口座に入金された。
なかなかスピーディである。
以前の記事にも載せたが、
私が特別なのではなく、
私がたまたまマイナンバーカードを利用できる環境にあって、
それによって申請できたからである。
個人的な給付金の行方など言っても仕方がないが、
我が家の場合、
家族構成員全員それぞれに振り分けるつもりでいる。
3息子の分、30万円はそれぞれ、
小中学校の学年費・給食費などのための
JAに開設してある口座に入金する。
妻の分は妻へ。
我が家は財布、つまり会計自体、別々なのだ。
だから当然、それぞれに分けることになる。
私の分は佐久穂町内の飲食・・・
特に休校中の子どもの昼食などに使っていこうと思う。
多少は生活費に当てていかざるをえないのも事実。
というのも、
佐久穂学習倶楽部の売上が微妙だからだ。
微妙というは、
国の支援である
個人事業主に対する持続化給付金の対象に、
ギリギリならない売上予想だからだ。
持続化給付金についてはこちらを見てもらいたいが、
ザックリいうと、
1ヶ月の売上が半分以下になった場合に給付される。
私がやっている佐久穂学習倶楽部の場合、
4月分も5月分も、
休講期間が存在しているとはいえ、
昨年度と比べて50%減収にまではなっていない。
だから、当然のように持続化給付金は申請できない。
議員報酬約18万円を含めても、
子育て世代としてはけっこうカツカツなので、
現実的にはちょっとした減収でも痛い。
しかもこの時期は、
住民税や固定資産税、自動車重量税、国民年金・健康保険など、
どしどしお金が出ていく通知ばかりが来る。
お金の動きを眺めていると切なくなってくる・・・。
ただ、佐久穂学習倶楽部を運営するにあたっては、
飲食店などの個人事業主などと比べると、
固定費が著しく安い。
そもそも、固定費を著しく安くすることで、
小規模でも運営していける!
というのが、
私が個人事業主を始めた1つの要因だったから、
今の私は、その点では運良く救われているといえる。
それぞれの事情がそれぞれであるだろう。
今回はたまたま私の現状を話したに過ぎない。
もっと多くの人が経済的につらい思いをしていることは容易に想像できる。
アメリカのトランプ大統領が、
アレルギー感染症研究所所長のアンソニー博士に、
警告は受け入れられないとの発言をしたが、
発言の倫理的是非はともかくとして、
別段、驚くに値しない発言だと私は考える。
そりゃぁ新型コロナウイルス感染拡大は防がにゃいかん。
ウイルスの専門家のみなさんが、
ウイルスに対して万全の防御策を唱えるのは当然だ。
それはウイルスの専門家という立場の発言である。
かたや、経済の専門家の立場から言わせれば、
きっと、経済が死ぬから経済を回すべきだと唱えるに違いない。
そこの折り合いをつけるのが、
住民や国民から選挙で選ばれた、
政治を担う人、つまり政治家ということになるのだと思う。
つまり、政治家というのは、
折り合いをつける仕事をしているということだ。
そして選挙で政治家を選ぶということは、
その折り合う所の判断を任せる人を選ぶということだ。
佐久穂町民によって選ばれた佐久穂町長は、
町の財政規模からすると
少なくない経済的政策を発動していると思う。
そりゃ完璧なものではないかもしれないが、
私としてはかなり評価が高い。
自分ならできたであろうか・・・と考えたとき、
できる!と言い切れるほど私には自信がない。
自分にできないだろうことをデキる人に対しては、
素直に敬意を表したい。
私の専門と自負する教育の面についても、
私の考えとほぼ同じように運用されていて安心している。
分散登校を時間的側面で段階的に緩和し、
5月28日木曜日から通常登校に移行するとのお知らせがあった。
給食の食材確保や運用などの側面から考えても、
妥当な対応策だと、私は評価している。
前教育長も新教育長もそういう意味では、
折り合うところをうまく探っていたし、
探っているのだなぁと、私は思うのである。
話があっちこっちといってしまったが、
これを読んでいるみなさん自身、
そしてその家族の方々が、
ウイルスによって苦しい思いをすることなく、
経済的にも過度の困窮状態にならないように、
自己防衛を強化し、
その上で制度・政策を上手に利用して、
この窮地を乗り切ってもらいたいと願っている。
当然、私自身も乗り切りたいと思っているし、
それらを実現するために、なお行動を続けたいと思っている。
5月全員協議会まであと8日
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