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やすかろうわるかろう?

週末に再び大日向地区に

避難勧告と避難準備が出された。

ジジとババの住んでいる大日向3区は、

避難準備ということで、

高齢者等避難開始であったので、

即座に妻の実家に電話をして私の家に来てもらうようにした。

 

ただの親切というわけではなく、

実は私はその夜、佐久穂学習倶楽部の授業が、

妻は、会議やらなんやらで帰宅が遅くなることがわかっていた。

だから、

子どもと一緒に夕方の時間を過ごしてもらいたい・・・

という私たちのわがままもあったわけだ。

 

改めて、避難準備だとか避難勧告だとか・・・。

佐久穂町の町民は実体験がともなったことで、

くしくも理解を深めた感はあるが、

普通なら実体験がともなわないので、

あたりまえのようにわかりにくい。

というわけで、公官庁のホームページを。

担当は気象庁。

 

ホームページはこちら

あいかわらず、公官庁のホームページは字が多い。

多すぎるわ!

と思ったら、下の方にするする~といくと、

それっぽい図や表・リーフレットのようなものがあった。

・・・

うん。

まだ字は多いけど、こういったものは見やすいね。

 

ところで・・・。

こういった図やチラシの作成って、

専門家や業者に頼んでいるのかな?

それとも気象庁のスタッフが紙面やデザインを作成しているのかなぁ?

きっとアウトソーシングして、

専門職に頼んでいるんだろうね。

 

なんにしても専門家というのは、

やはり、

素人が真似できない技術を持っている!

逆にいえば、

技術を持っていなければ専門家を名乗ってもいいのか?

ということだ。

目的を果たす技術をもって、

目的を実際に果たすのが専門家というものだよね。

 

さて、振り返ってみて、

市町村レベルにしろ、地方議会レベルにしろ、

住民に伝えるための紙面構成、いわゆる広報って、

専門家の手をちゃんといれているの?

って思う。

手作り感は、それはそれで大事だけど、

手作り感を感じてもらうことが目的ではないからね。

伝達したいことが伝わりやすいか?伝わったか?

ということが大前提のテーマだ。

 

そうなると、

やっぱり広報作成や紙面構成・編集って、

専門家をなによりも活用すべき分野なんじゃないか?

行政にしろ議会にしろ、

住民に伝えたいことが必ずあるし、

それを伝えることがまず大事なことだ。

でも、紙面構成ぐらいは自分たちでもできる

って思っていて、

そこにお金を・・・すなわち技術をかけることを、

おろそかにしてはいないか?

伝えることをおろそかにして政治など成り立つものか!

だから、私は思うわけだ。

伝えることにお金をかけることは、

かっこいい建物を建てることより大事なことなんじゃないか?

 

話がずれるが、

実はこれ、実体験から教育業界でその傾向がつよいと感じる。

ほら、たとえば学校から子どもがもってくる

学級通信・学年通信・PTA新聞などなど。

あれってとても重大な連絡や情報が多く含まれていたりするのに、

編集の素人である学校の教員が、

パソコンでえっちらおっちら・・・。

編集や紙面構成などの得意不得意にまったく関係なく、

ほぼ全員が結構な時間を使って作成している。

 

現実世界に戻ってきて、改めての感想。

結局、専門家や専門職に委託できるほど、

経済的な余裕があるか?

で、すべて決まってきてしまう傾向があるということ。

お金がないから自分たちで手作りで・・・

という考え方はおおいにいいと思う。

で、専門家が行うレベルにはやはり到達できず、

やすかろうわるかろう

に、なってはしないか?

ということを、

我々は買い物以外にも考えなくてはいけないと思う。

 

八千穂バレーボール連盟閉会式来賓まであと19日

 

 

 

 

 

 

 

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