佐久穂町戦没者追悼式に参加してきた。
韓国併合・満州事変から日中戦争・・・そして太平洋戦争。
日本は
帝国主義の国々に習うかのように、
帝国主義の国々に自国もその一員であると証明するかのように、
多くの命を、何か別のもののために使ってきた。
何か別のもの・・・。
それは国の名誉だったり・・・といろいろとあるだろうが、
行き着くところは
身近な人の命を守るためというのが、
ごくごく普通の帰着点。
だから、
しかたがない。
と、なる。
身近な・・・親・子・兄弟姉妹・・・愛する人すべてのため、
自分の死は、自分の中で正当化されていく。
ここが、戦争というものの本質かつ、
私がもっとも憎むジレンマだ。
おそらく戦争をしかけ、その死を賛美する側は、
巧みにその本質をついてくる。
あなたの愛すべき人が死んでしまわないためには、
戦わなければならない!
と。
私は戦没者を慰霊するにあたってあることを誓う。
それは、
私達のあとにくる未来の世代に、
愛する人を守るためには戦うしかない!
というチープな宣伝によって、
次の世代を担う子どもたちに、
命を捨てさせない!
さらに大事なことは、
チープな宣伝によって次の世代を担う子どもたちに、
人殺しをさせない!
どこの世界に自分の子どもが人殺しになることを喜ぶ親がいるものか!
どんな理由であったとしても、人を殺すことを正当化してはならない!
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