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ハッシュタグ検察庁法改正?後編

前回の記事で、

今さら聞けない、

ハッシュタグ検察庁法改正案に抗議しますについて・・・の

ハッシュタグとは何かを説明した。

このハッシュタグがついた

「#検察庁法改正案に抗議します」という

ツイッターのつぶやきが一晩で200万回以上あり、

ツイッター上のトレンドとして、

SNS上で話題になったり、

マスコミに取り上げられることになったのが今回の話題。

 

前回はSNSやハッシュタグがわからないという人、

私も含めてだが、

そんな人に向けて最初から説明をしたつもり。

そしてそんな人たちほど、

根本的な問題に気がついているはずだ。

一晩で、人口1億2千万人のうちの200万人もの人が、

ツイッターという特定のSNSを使用して、

一斉に検察庁法案改定に抗議する意思を本当につぶやいたのか?

ということに・・・。

地元ネタでもうしわけないが、200万人といえば、

佐久穂町の人口の200倍、おとなり佐久市の20倍。

そして長野県の人口とほぼ同数の規模だ。

 

その驚きと疑問は素直に受け止めるべきだ。

3日とか1週間とかの時間をかけてならともかく、

一晩でそれほどの人が特定のSNSで動くことなど・・・

という疑問を少しでも持ったのならば、

自分の行動を自分で決めるための知識を得るために、

改めて、考えたり、調べたりしなくてはならない。

 

ツイッター上で、

1人何回まで同じハッシュタグをつけれるのか?

という素朴な疑問。

もし制限がないのであれば、

アルバイトを雇ったりしてツイートさせることで、

ツイッター上のトレンドを

人為的に作ることが可能なのではないか?

とそう考える人もいるだろう。

そうあなたが思うならばそれについて調べてみるべきだ。

現に、ツイッターを運営している企業は、

ツイッターをそのように使っている人がいるから、

ツイッターを利用させないというような処置をとっている。

通称、アカウントバン・・・

きっと1度は聞いたことのある言葉だろう。

 

前回の記事の冒頭にも述べたとおり、

検察庁法案改正そのものについては、

いやいや、今ほかにやることあるでしょ?

というツッコミだけで是非はコメントしない。

 

が、検察庁法案改正の是非より大問題なのは、

トレンドに乗り遅れないようにしようとするあまり、

内容を精査せず、

自分の発言に対する責任を持とうとしない

そういった一部の人々、

そして、それをあおることで、

見てもらう可能性を増やそうとしている報道やマスコミ、

それらの人が、自覚なくして、

自分が正義だと思い込んで行動しているという現実だ。

 

まいどまいど、教育論的になって申し訳ないが、

これからの社会の担い手である子どもたちには、

そういった人になってほしくない。

じゃぁ、どうすればいいか?

問題を与えられ、それに答えるということを

強化する教育から少し脱却して、

問題を発見できる、

もしくは問題点を整理できることに、

重きをおいた教育を強化すべきではないか。

と、教育者としての自分へ戒めつつ、

学習を続ける者として、

他の人には嫌われるかもしれないが、

懐疑主義かつ合理主義な

ネガティブなロマンティストでありたいと思う。

 

5月全員協議会まであと9日

 

 

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