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自分の脳に騙されるな!

新型コロナウイルス対策のため、

町内の飲食店で使用できる

商品券のようなものを発行しようとする市町村も

あるやに聞いた。

こういった多少のことには目をつぶった、

積極的な動きというのは、

行政の苦手とするところだと思っている。

そんな中でこういった行動にでるとしたら、

それはそれですごいことだと思う。

 

また、とある保護者の方から、

臨時休校中の食費がかさむ・・・

牛乳だけでも配ってくれないかしら。

といった冗談めいた話を聞いた。

こういった状況になって実感できるというのは皮肉だが、

学校給食というものが、

どれだけ安くバランスよく提供されているか!

ということを

くしくも理解する機会となっている。

 

SNS上でも、

経済的に苦しむ中小企業や個人事業主を救うべく、

運動を開始している人がチラホラ見られる。

いわゆる消費行動に、

経済行動以外の価値を見出そうという動きだ。

フェアトレードを、

もっと小さな範囲で実践するといったところか。

 

一方で、

感染者および感染者の家族・関係組織に対しての、

誹謗中傷が出始めている話を聞く。

感染者の関係者だけではない。

医療従事者や、

地域的に関わりがある人などにも、

その誹謗中傷は及んでいるらしい。

 

それが学校現場で起こっているというならば、

100歩譲って理解できる。

なぜなら子どもたちは知識が不足しているから。

さらに、その知識を得る手段を獲得していないから。

ところがそれを修正する力をもった大人が、

子どもたちの周りにいないのは大きな問題だ。

ましてや、

大人が率先して誹謗中傷しているとしたら、

それはもう絶望的な状態だと思う。

 

保護者や教職員は子どもの命を守ると同時に、

魂をも守ってやらねばならぬ・・・と私は思う。

保護者や教職員だけではない。

できうるならば多くの大人がそうであってほしい。

 

国会である議員が話をしているのに、

それに対して口汚いヤジを飛ばしたりするのを見て、

国会議員がそんなんじゃ、

日本の子どもは良くはならない!

と1度出も思ったことがある人は多いはず。

だったら私自身も1人の大人として、

子どもに見せられない、聞かせられない、

そんな行動はするべきではないと強く思う。

それがこういった事態であればなおさらだ。

 

人は自分の不安を他人にぶつけることで、

和らげようとしてしまう。

人に怒りや苛立ちをぶつけることで、

その不安は少しは解消できるわけでもないのに・・・。

それを繰り返すたび、

余計に自分が嫌いになって、

もっともっと苛立って、さらに不安がつのって、

気がつけば子どもから愛想をつかされる大人になっていく。

そんな負の連鎖を、どこで誰が止めるというのか・・・。

そんなの自分しかいないじゃないか。

 

教員時代に子どもたちに言っていた言葉を。

こういうときこそ!

自分の脳に騙されるんじゃない!

 

4月臨時議会・全員協議会まであと9日

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