3月13日金曜日と16日月曜日に
総務文教常任委員会の審査があった。
基本的には令和元年度補正予算と、
もっともこちらが主だが令和2年度の予算案。
いつもと同じように各所管部署で審査が行われた。
もちろん審査内容は多岐に及ぶのだが、
3月13日分をダイジェストで紹介。
総務課。
新年度予算において非常勤職員の扱いが、
同一労働同一賃金の基本的考えのもと、
会計年度任用職員という形式になり、
フルタイムもしくはパートタイムの違いはあれど、
予算の質も量もに大きく変化した。
また、包括的業務委託という方法も、
非常勤職員を担う方法として予算の中に組み込まれていた。
こども課。
ICT化・・・いわゆる国のいうところのGIGAスクール構想による、
電子黒板やタブレット、パソコンなどの充実について、
新年度予算に組み込まれていた。
現状では、1年・6年・9年生の教室が、
映写型の電子黒板が設置され、
黒板にシートを貼り付けてホワイトボード化されている。
これは令和元年度の補正予算で審議済み。
新年度予算では、
これらを他の教室にも設置する予定になっている。
生涯学習課。
台風19号災害の際に、
避難所として大きな役割を果たした茂来館。
ところが停電により水回りのシステムが動かず、
断水のため大変な思いをした。
これを受けて、
茂来館の軽油を使った発電機を取り付ける工事をすることにった。
孤立したとしても、
3000Lの軽油タンクで約3日間、
施設がセーフモードとはいえ稼働できるようになる。
非常時に対応するためのものだが、
1回でも非常時を体験したのならば、
それに備えないという選択肢はない。
とりあえず予算を見るだけでも、
あらゆる分野で新しい動きがでている。
特に理念が新しい局面を迎えたときは、
その流れや雰囲気よりも、
その本質をしっかりと捉えていく必要がある。
本質を捉えた上で、
利害関係なども含めて実行可能な良い塩梅を見つけ、
具現化していくのが政治の仕事なのだと思う。
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