以前よりも興味津々で読むようになった『議会だより』
よく読むとおもしろい。
しばらくはブログのねたにも困らないかな。
佐久穂町議会議員のみなさんも色々とがんばってるなぁって思う。
賛否が分かれた議案・案件なんか色々あっておもしろいね。
まぁ、その話は追々していくとして・・・。
実は、1月16日の臨時議会で、
以前からこのブログでも名前がでている子どもセンター(仮)に
99,468,000円の補正予算が付いた。
これは地方創世事業として国から交付されるお金を主にしている。
いや、予算が付いたことは、まぁめでたい。
私は子どもセンター(仮)に対して基本的に賛成なので。
実際に子どもセンター(仮)のワークショップにも出て、
意見を述べてたりしていたから身近でもある。
その予算が佐久穂町の子どもたちのために
無駄に終わらないようにしたい。
が、『議会だより』で見たものは、
自分がイメージをし、意見を述べたものと少し違っていた。
まず、私は子どもセンター(仮)が子どものために作られると思っていた。
そう、佐久穂の将来を支えるであろう子どものため。
『議会だより』本文抜粋
既存の学童クラブ・児童館と一体となった、子育て支援拠点が計画されています。内部には、母子・乳児の健診室から、未満児が保護者と楽しめるプレイルームや、ボランティアやNPOが子育て支援を行う活動室など母親支援の充実も計画、想定されています。町では、このセンターの担い手にもなりうる「子育て支援員」の人材育成を始めており、既に20名以上が研修を受けています。
これ自体はとってもよいことだし、よい文章だ。
でも、私がワークショップで言ったのは、
子どもは乳児だけではないということ。
むしろ、小学生や中学生の学習支援のための企画、
中学生・高校生のための自習室などの必要性を訴えてきたつもりだった。
どうしても、ワークショップに参加する人が
乳児・幼児・低学年児童の親が多かったから、
特に声を大にしたつもりだった。
『議会だより』に書かれている建設前の仮配置図を見ても
やはり引用にある施設しか配置されていない。
飲食ルーム・授乳室・お昼寝室・こどもトイレ・親子トイレ・喫茶コーナー
などの名称もみえる。
これを利用するのは、子どもか?
否。
未就園児を持つ母親じゃないか?
ならば名称は赤ちゃんママセンターでよかろ?
こういう言い方をすると揚げ足取りがいてさ、
敵意むき出しでこう言うわけさ。
子育てをしているママたちを軽視している!
って。
ちがうよ。
施設自体の問題はないさ。
そういう施設があったってかまわないし、むしろ大歓迎。
でも、現状でこの計画は子どもセンター(仮)ではない。
乳児だって将来、中学生や高校生になるんだよ。
長期的な計画に基づいて考えるならば、
乳児・園児・小学生・中学生・高校生を視野に入れるべき、
というか、入れて考えないでどうする?
特に佐久穂町の人口を減らしたくないのであれば、
子どもが自我をもったころに
佐久穂町に住んでてよかった
佐久穂町で教育を受けてよかった
と思ってもらえなきゃいかん。
子どもの段階に応じた、
それでいて長期的なサービス・施設が提供される前提でなければ、
子・ど・も・センター(仮)って呼べないでしょ。
そして一番悲しいのは、
そのことについて声を出す人が町政の中にいなかったのかってこと。
ある海外の研究で、人は政治的な話になると意固地になるっていう結果がでてた。
宗教的な話になると意固地になるのと同様にね。
そりゃ、誰だって自分を否定されたら防御姿勢をとるよね。
でもさぁ、それは個人の話。
だから、意固地にならずに聞いてほしい。
小学生・中学生・高校生にも利用してもらえる
子どもセンター(仮)にしようよ。
あれだけ話をしても、見向きもしてくれない。
あぁ、これが政治なのかと思うと悲しくなってしまう。
・・・ 町議会議員選挙の告示まであと51日 ・・・
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