長野県の予算案の審議が始まった。
県議会の定例会は2月16日から3月16日まで。
今年の予算は875,691,785,000円。
目がしょぼしょぼするわ!
約9千億円。
脳がしょぼしょぼするわ!
それでも昨年よりも130億円少ない。
減少した予算の中でも、
教育関係費は2066億円となっており、35億円の増加。
県が新年度の重点施策としてあげている5項目のうち、
「人口減少対策」についてはさらに3点を提示している。
その中にある言葉が、
郷学郷就(きょうがくきょうしゅう)県づくり
というものだ。
郷学郷就!
地元でよい学びを得て、世界を知った上で、
知識や技術をもって地元に帰ってくる。
そして地元で仕事につき、それが結果的に地元への貢献となる。
ちょっと前までだと、就職イコール都会だったから現実味がないけど、
あと30年ぐらいすれば技術革新も含めて、
仕事の種類やありようが気がつかないうちにガラッと変わるだろう。
まったく同じ考えだ。
まさに私がやりたいのはこれ。
だから教育にこだわる。
ただねぇ、うれしいし楽しいんだけど、
ちょっと先に言われちゃったモヤモヤ感はあるなぁ。
まぁ言い出しっぺは誰でもいいわい!
で、県としてはこの郷学郷就の中に教育関係の事業を掲げた。
特に私の目を引くのは、
グローバル人材育成事業。
予算、2億4019万円と結構多い。
「学校内の学び」から「社会に開かれた学び」へ学びのあり方を研究するため、学校とセミナー等を主催する団体をつなぐプラットホームの設立に向けた検討等。
ほかにも小学生の英語教科化についてなどが掲げられているが、
とにかく、学校教育と学校外教育の有機的な結合を目指していると見た。
これは率先して佐久穂町で実践例を提示していくべきだと思う。
長野市や松本市・上田市、近いところで佐久市なんかは
それでも人口が多いし、人口が多いからそういう団体も多い。
比較的やりやすいだろうと思うわけだ。
だけどね、長野県のほとんどが人口減少中の町村。
だからこそ、そうした町村での事例が、
県内でいや、日本の地方創生に大きな意味を持つと思う。
そういった意味でも、
子どもセンター(仮)を郷学郷就センターの先駆けにできたらいいのになぁ。
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