佐久穂町の人口は約11,000人。
南佐久郡の中では桁違いに多い・・・。
桁違い・・・万と千の桁の違い。
いやいや、そうは言っても
南佐久郡の中では面積も広いでしょう?
その通り。
だけど、人口密度で見ても59.4人/km2でいちおう1位。
ちなみに、隣の佐久市の人口は99,000人。
人口密度でも234.0人/km2。
南佐久郡内で1位とか、無意味。
というわけで、人口を増やさなければ・・・。
話は変わるが、
大阪府知事が人口減少が進んでいる堺市長に苦言を呈した。
曰く「転出超過の自治体の長は責任を感じた方がいい」と。
まぁ、堺市長選を見据えた政治的動きだろうとは思うが、
しかし一方で、事実、堺市南区の転出が激しい。
今、中学校の社会科地理の教科書には、
「泉北ニュータウン」という語句が載っている。
これが堺市の南区にある。
今や、そこはニュータウンではなくなっている。
そりゃそうだよね。
大きい箱物を作って人を集めようとすれば、
自ずと入居する世代というのは子育て世代になっちゃう。
15年も経つと子どもはみんな外に出て行って、
老人になった親が残る。
誰もが予想がつく結末なのに、
それを目先の人口増加のためにやる。
話を戻す。
佐久穂町は人口減少を止めようとしているようだけど、
そんなもの止まるわけがない。
考え方が悪いと思う。
減少数を0でキープすることは困難至極。
減少数が100であっても、増加数が101であればいい。
考え方の問題。
もっと人口を増やすための考え方を実践していく方が楽でしょう。
本気で減少を止めたいならね。
「泉北ニュータウン」の悪例と同様に、
新しい分譲地を用意するようなことはまぁやめた方がよいだろうね。
家を持とうとする子育て世代が、
どばーっとくるんじゃなくて、
定期的にかつ永続的に町の中に溶け込んでいけるようになればなぁ。
ある人からこんな話を聞いた。
お金がないから持ち家を中古物件にしぼって探しました。佐久穂町の物件は、どこもかしこも値段が高くってあきらめました。それで佐久市に探す範囲を広げると、それなりの価格の家が見つかって、結局佐久市に引っ越すことにしました。
あくまでも一例。
佐久穂町も空き家バンクなんかをやっているみたいだけど・・・。
でも、一例だとしても、これが現実。
空き家はそれなりにあるはず。
でも、高く売ろうとしすぎなんじゃない?
空き家は売りたくなるような方向性がつけられないかな。
例えば空き家を売却したお金については控除の対象になるとか。
空き家の場合は、固定資産税をたくさんとるとか。
あれ?
すでに国が動いている?
空き家対策特別措置法。
へぇ、もう少し調べてみよう。
いずれにせよ、
人口の減少を防ぐことより、
人口を増加させるような対策
を考えないと。
・・・ 町議会議員選挙の告示まであと55日 ・・・
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