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佐久穂町”の”高校生?

5月31日にチャレンジデーがある。

チャレンジデーについてはこちらを見てもらいたいが、

ようするに、5月31日に運動をしたら、

町民が運動したことを町に報告して、

その報告してきた数を参加率に変換して、

他町村、今回は秋田県羽後町と競う。

 

議員として町から全員協議会で説明を受けたときから

ずっと気になっていた。

 

例えば、このチャレンジデー。

佐久穂町の住民総参加型イベントなわけだ。

 

高齢者は回覧板や有線、町が関わりを持つコミュニティーを通して、

このイベントを知り、運動をすることになるだろう。

子育て世代、こどもを持つ父や母はきっと、

子どもから直接もしくは幼稚園や学校から渡された配布物から、

子どもとともにイベントに参加してみようという気になるだろう。

子どもに誘われた高齢者も同じだろう。

だから、そういった意味でも、

小中学生がどのような形でこのイベントを知り参加をするのかが、

このイベントの鍵を握ると、私は思っている。

だから全員協議会で、私は質問と確認をした。

これについては、町のこども課が小中学校と連携をして

このイベントを盛り上げてくれることになっている。

 

と、ここまではいい。

その質問をしたときも、その後も、

私がずっと奥歯に引っかかっている、

よくわからないものがあった。

 

そして、その正体にやっと気が付いた。

それは、チャレンジデーについての高校生へのアプローチである。

 

町のこども課は基本的に乳児・幼児・小学生・中学生への対策を練っている。

「高校生はどうなりますか?」と個人的に質問したところ、

町のこども課は、先に書いたとおりの範疇なのだそうな。

つまり、高校生は健康福祉課が対策を練ることになる・・・のか?

高校生が回覧板を熟読するようなイメージはないし、

両親に説得されて参加するなんて思いもよらない。

どうするんだ?

高校生に対して・・・。

 

今回、チャレンジデーを例にとったにすぎない。

 

佐久穂町は高齢化がすすみ、

若い人たちが出て行ってしまって戻ってこない。

これはおそらく紛れもない事実であり、現状であり、

佐久穂町が抱える大きな問題であると思う。

 

改めて、ここで考えたい。

若い人たちが佐久穂町から出て行くのはいつか?

 

おそらく多くの人が、高校を卒業する時と答えるだろう。

しかし、そうではないと、あえて言いたい。

それは、実際に体が出て行く、つまり引っ越しをするときだ。

そして多くの場合、住民票は町に残っている。

 

では、いつか?

若い人たちが佐久穂町から出て行くのは、

心が離れていってしまうのは、

おそらく、

中学を卒業し、高校などに進学する時。

 

高校生である彼ら、ほぼ全員。

佐久穂町の16歳~18歳は、

きっと、佐久穂町に寝るためだけに帰ってきているのではないか?

夜は夜で、スマートフォンやPCで別の所に住む友達と

コミニュケーションをとっているに違いない。

実際に、

友達と買い物に行くのも、食事に行くのも、

学習をするのも、イベントに参加するのも・・・

全部、佐久穂町の外なのではないか・・・。

 

佐久穂町で若い人たちの知恵や力を逃したくないのであれば、

佐久穂町政は、高校生に対するケアをもっと充実させるべきだ。

 

法律や制度であるとはいえ、前回の選挙における18歳への配慮の欠如も、

今回のチャレンジデーのアプローチの方法も、

もうすこし手厚く対応すべきではないかと思う。

 

高校生による活動こそが、

おそらく佐久穂町を元気にできる原動力になり得る気がする。

いや、その世代に関わってもらわなければ、

町の新しい展開は望むべきもない。

 

自分の中でもモヤモヤしていたもの。

そうか!

これか!

 

よし!

私も具体的な方法を考えて、行動に移してみよう!

 

町村議会初当選議員研修会まであと10日

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