ゴールデンウィークは名古屋にいた。
私が小学生の時に過ごしたのは、
名古屋市の右隣にある豊明市というところ。
有名なものといえば、桶狭間古戦場と中京競馬場。
現在の実家は名古屋市でもやはり豊明市の隣になる緑区。
中学1年生の時に父が家を建てて引っ越した。
そりゃぁもう、名古屋市とは名ばかりで、
小山の頂上の宅地で家もまばら、
住み始めた頃は大通りに出る道は舗装すらされていなかった。
あれから30年ちょっと・・・。
いまでは、目の前にバス停があり、
車で3分ぐらい走ると高速道路にのれる。
歩いて2分でスーパーがあり、
歩いてやはり2分で大きな病院がある。
時代の流れが速いのか?
ものの生産や流通が早いのか?
単にそれ相応の時間が経過したのか?
大量生産・大量消費。
いや、一時期のそれとは違う。
以前の大量生産・大量消費は確かにもののサイクルが早かった。
壊れたから、新しいものを購入する。
よって、ゴミが出る。
以前はそんな感じだった。
でも、今は少し違っている気がする。
壊れてないけど、新しいものを購入する。
ちょっとものもちがいい人だと、使わないのに貯まっていく。
そんな新しい大量生産・大量消費の時代になっている気がする。
たとえば、LED照明や耐震構造の建物。
確かに省エネだし、安全のためには仕方がない。
だが、なんか釈然としないものが残る。
まだ使えるものでも、どんどん新しいものへと変えていく。
そして私が最初にリアルにそれを感じたのは、
笑われるかもしれないが、
実はWindows XP。
まだまだ使えた気がする。
特に私程度のライトユーザーならば・・・。
OSを新しくする必要を感じないまま、サポート停止となり、
新しいOSに書き換えた。
OSの書き換えができるものはまだいい。
ノートパソコンの中には、新しいOSに対応できなくて、
その役割を終えたものも少なくないはずだ。
私のパソコンも1台は何とかWindows7にしたが、
もう1台のお気に入りの1kgの軽量ノートパソコンは深い眠りについた。
ゴールデンウィークがあけた今日。
思い立って、それを復活させた。
もちろWindowsXPは、ネットに繋いで使いづらい。
かまわないような気もするが、動作がモッサリしているのも事実。
そこで、意を決して軽量Linuxと呼ばれるOSを入れてみた。
LinuxBean
無料で、Windowsによく似た感じのOS。
結論。
ネット・ワープロを使うことに関しては
基本、これといった問題はない。
さすがにデータが重くなるとつらくなるが、
それでも元々、軽いとはいいづらいWindowsXP上で、
各ソフトが動いていたことを考えると、
能力的には問題ないのだろう。
ちょっと大きなキーボード付きタブレット。
使い方やそのノートパソコンが生きる場面はこれから探っていくが、
それでもあきらめていたものに光があたるのは嬉しい限りだ。
新しい時代が到来している。
新しい大量生産・大量消費。
それに異を唱える人々とその知識の集積、
そしてそれらに異を唱える実際の行動力。
新しい時代が到来していると言ったが、
それは新しい大量生産・大量消費の時代ではない。
値段の安さよりも、自分のモラルや想いを大事にする時代がそこまできている。
そう、感じるのは私だけだろうか・・・。
少し話がずれるが、
オリンピックに使用される新国立競技場。
違法伐採木材の使用についての問題が出ている。
経済活動とモラルや想いとの天秤ならば、
まだ秤にかける意味はあるかもしれないが、
自分の視界に入ってこない人々の生活と経済活動を
天秤にかけることは、やりたくはないものだ。
もっと積極的にとらえて、
そこにモラルや想いを大事にするための
ビジネスチャンスを見いだすことはできないか。
林業を全面に押し出している佐久穂町ならばなおさら。
また、
林業をモチーフとしたキャリア教育を行っている佐久穂小中学校ならば、
キャリア教育にとどまらない教育的な広がりが
見いだせるのではないか。
そういった教育が、子どもたちの情操の広がりにつながってほしいと思う。
町村議会初当選議員研修会まであと11日
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