闇営業・芸人・そのプロダクション・・・
近頃、こういった問題がひたすらテレビで報道されている。
以前も、もっと違う報道に時間を割くべきだろ?
と思うほど、SMAPの解散報道が埋め尽くしたこともあった。
それを思い出す。
もはや、このあたりはきっと心理学の範疇なんだろう。
なにか権威のあるものが崩壊していくという情報は、
人を高揚させるらしい。
だから、人はそれを見てしまうし、
見てしまうからメディアで取り上げられるし、
メディアの露出が多くなるから、印象づけられてしまう。
先にも述べたが、
これはもう、事の内容によるものではなく、
心理学的な現象の結果であるといえる。
さて、正直いうと、
最近、話題になっている芸人の闇営業などについては、
個人的にはあまり興味がない。
闇営業そのものについては企業との契約の話だし、
反社会的な組織との接触ということも、
社会的には由々しき問題だが、
その団体に会場を貸したホテルなどをこそ、
大きな問題にすべきで、
芸人そのものに批判が集中すべきものでもない。
プロダクションのあり方については、
今更、このタイミングで声高に叫ぶことでもないぐらい、
日常的な問題だと私は感じている。
ようするに、
タイミング的に盛り上がるから乗っかった・・・
といったところだろう。
生徒を前にして私はよく言っていることがある。
脳にだまされるな!
つまり、心理学的な要因に無意味に左右されることなく、
自分を律することを忘れないということだ。
自分が本当に思考しているのか?
それとも心理学的な要因に振り回されているのか・・・
そこを一歩立ち止まって考えられるように、
私は自分自身を律していきたいし、
私に関わる子どもたちに伝え続けていきたい。
長野県町村議会議員研修会まであと4日
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