7月9日に広報編集調査委員の面々と、
議会事務局長との7人で、
東京の半蔵門近くにある全国町村議員会館に行き、
町村議会広報クリニックに参加してきた。
これは、佐久穂町議会として2年に1回・・・
つまり広報編集調査委員のメンバーが変わった年に、
東京まで来て研修を受ける。
今回は任期途中での委員の交代だったので、
実質は1名しか変わっていないのだが、
それでも2年に1度の研修として受講してきた。
ちなみに2年前は、サボーすなわち
永田町にある砂防会館の大きいホールでこの研修が行われた。
ところが今回は場所を全国町村議員会館に変更。
きっと、サボーほどの大きなホールがないためだろう・・・
全体ではなく、
3つの分科会に分かれて研修が行われた。
広報クリニックとはいうものの、一体どんなことをするのか?
というと・・・
まず、それぞれの分科会に講師がいる。
私たち佐久穂町が所属しているのは第1分科会で、
そこの講師は吉村潔氏。
彼が、事前に申し込みのあった議会だよりを全体の前で解説。
ちなみにこのクリニックをうけるためには、
全体に議会だよりを配布する関係から、
200枚だったか500枚だったかを事前に郵送しなければならない。
でも、佐久穂町の議会だよりの在庫はそれほど多くなかったので、
今回は受診?を見送ることにした。
というわけで私たちが受けた今回の広報クリニックは、
栃木県野木町・神奈川県大井町・神奈川県山北町
長野県青木村・長野県松川町
の5つの町村の議会だよりを例に行われた。
広報クリニック自体は正直それほど目新しいものではない。
目新しい知識というよりは、
むしろ実践的なデザインや紙面割・フォントなどの
具体的な内容がほとんどだったので、
それはそれで十分に参考になった。
面白かったというか、興味深かった点は2つ。
1つは、長野県松川町の議会だよりが攻撃的だったこと。
見出しに「日和見主義的補正」とか
「4月に町長選を控え名ばかりの骨格予算」とか
なんだか週刊誌みたいな見出しが踊っていた。
紙面全体的には様々な工夫が見られているから、
ただのショッキングな紙面ではないということも付け加えておく。
もう1つは、どこの議会だよりづくりの悩みのタネは、
身内であるはずの議員であるということ。
要するに、原稿の元を提出する議員が、
文字数やですます・である調の統一・写真などのルールを
守らないで自分の流儀を通そうとする。
これ、薄々思ってはいたが、
やっぱり議会だよりのアルアルだったようだ。
やはり議員をやっている人たちは、
自分の正義を信じてやまない人たちが多いのだろう。
それだけ信念が強い人たちだからこそ、
議員をやろうと思うのだろうが・・・
信念がないのは困るが信念だけというのはもっと困る。
さて、自分はどうだろうか・・・?
本日、町村議会広報クリニック参加
コメント