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支えているものに気づけるか?

日曜日はしみしみと雨がふっていた。

だから今日は辛い一日になると思っていた。

月曜日の9:00・・・。

毎年のことなのだが、

ジジババがやっている由井ブルーベリー園に、

佐久穂小学校3年生が給食の食材を確保しにくる。

 

以前にも記事を書いたが、

佐久穂小学校は自校給食で、

その食材の一部、とくに果物部門?である、

ブルーベリー・プルーン・リンゴを、

体験として収穫するだけでなく、

食材を責任を持って収穫してくるというミッションが

小学3年生には課せられる。

 

これほど、給食を利用した学習が可能な小学校は、

きっとそれほど多くはないだろうと思う。

実際、収穫しにきた小学校3年生は、

必死に38.5kgを回収していた。

1リットルの牛乳パックにひもを通した、

自分専用の入れ物に、

せっせと積んでは回収場所まで持ってくる。

そりゃ、人によって温度差はあるが、

それでもほぼ全員が、

佐久穂小中学校の給食のために労働をするという、

貴重な体験をしていた。

 

雨も降ることもなく、

朝方、チョット出た太陽もかげり、

いい気候での収穫体験だった。

 

また、こういうことに率先して場を提供する、

私の妻の父や母にも敬意を表したい。

どうしても、子どもが畑を走り回れば、

・・・実際にはいなかったが・・・

体がブルーベリーの木にあたって、

熟したブルーベリーの実や枝ごと落下してしまう。

そんなリスクもかえりみず、

場を提供する由井ブルーベリー園も、

注意事項をしっかり聞いて動ける子どもたちも、

両方ともえらい。

 

なお、食材用の38.5kgのブルーベリーは、

買い取ってもらうことになるが、

それでもそこに参加した子どもたちの労をねぎらって、

ジジ・ババはブルーベリーを自由に味見させた上に、

お土産用のブルーベリーを牛乳パックにいっぱいに、

取らせてあげた。

子どもたちが喜んでくれるといいなぁ・・・だそうだ。

 

私は由井ブルーベリー園側の人間であると同時に、

佐久穂小学校の保護者の1人で、

しかも今年に限っては一応代表・・・。

だから複雑ではあるが、

やっぱり多くの大人の好意に支えられている、

そういった自分であることを、

子どもたちにはわかってもらいたい。

1年に1度・・・この日ばかりは毎年、

改めて、

そう感じざるをえない日なのだ。

 

明日、町村議会広報クリニック研修会参加

 

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