今回は私自身が一般質問をしていない。
とはいうものの、
毎度毎度のことながら他の議員がした一般質問から、
個人的な雑感を・・・。
さらに毎度毎度のことながら、
あくまでも一般質問に関わる内容の、
個人的な意見をつらつらと書いていくので、
一般質問の内容については「議会だより」をご覧いただきたい。
また、一般質問の詳細については、
各議員に聞いていただくのが一番だと思う。
さて・・・。
フィルムコミッションについての質問があった。
フィルムコミッションってなんだ?
いわゆる映画やドラマなどの、
撮影場所の誘致や撮影支援をすることだ。
これを地方公共団体や観光協会がサポートする。
あくまでも一時的なことではあるが、観光に勢いがつく。
・・・とはいうものの、
私自身は佐久穂町で映画の撮影が行われていたこと自体知らなかった。
どんな映画かというと、
『山中静夫氏の尊厳死』
中村梅雀さんや高畑淳子さんが出演しているらしい。
なるほど・・・と思ったのは、
質問の中で、
人口が減っている集落に対する新たな価値観の創出、
という発想。
これは実に素晴らしい考え方だと思う。
認知症対策についての質問があった。
認知症サポーターというものがある。
普通の人に対する認知症の啓蒙活動という側面が強く、
佐久穂小学校でも小学校5年生と2年生が受講している?ようだ。
2019年度からはいよいよ、
認知症の本人や家族とそのサポーターを
マッチングする事業が厚生労働省ではじまるらしく、
これをオレンジリンク事業というが、
さて、はたしてそれが形になっていくものだろうか・・・
なんて、ついつい思ってしまう。
通学路の安全についての質問があった。
記憶に新しい地震によるブロック塀の事故。
事故といってよいとも思えないできごとだった。
もちろんそういった通学路の安全の確認は大事だし、
それは常時確認されなければならない。
PTAの役員としても、
積極的に確認していきたいと私も思う。
興味を引いたのは、
大日向で計画のあるメガソーラー発電だ。
実はこの発電した電気・・・
東京電力と中部電力に売るらしく、
東京電力は鉄塔から送電するが、
中部電力は千曲川の西側まで地下送電をする計画らしい。
地下送電となると、
当然のことながら道の下を通すことになるだろう。
道とはいっても、
おそらく工事のことを考えれば・・・歩道。
つまり通学路の下をそれらが通ることになる可能性が高い。
さて、それは安全なのか?
県道川上佐久線の進捗状況について質問があった。
現状、工事が思ったように進んでいないらしく、
事業完了時期は不明とのこと。
現在では白樺体育館の周りでの工事が行われていている。
・・・いや、本当に・・・
道とか河川とかは難しい。
国が管理したり、県が管理したり・・・はたまた町だったり。
それらが要望は出せるとはいえども、
思った通りには行かないものだ。
スキー場についての質問があった。
いよいよスキー場の譲渡についての議案が提出される。
とはいっても、
大日向の臼石荘について、
民間委託の苦い経験がまだまだ記憶に新しい。
その議員は、民間譲渡ではなく、
完全にやめることを考えるべきだ!と主張していた。
大日向のバンガローなどの運営もうまくいっていないのかな?
いずれにせよ、
地方公共団体は、制度上、
利益を上げるための活動が苦手であると言わねばならぬ。
そういった意味では民間譲渡は、
町ができる投資であると考えることができる。
・・・
となると、
いろいろと民間に移譲する形で、
スリムな町の運営をしていかなければならぬ。
以前からもあったが、
いよいよ国で水事業についての民営化を進めるような
法律が制定された。
たしかに時代はそのように動いていくだろうと思う。
本日の一般質問の雑感は以上だが、
改めて、地方公共団体の限界と民間活力の利用の、
重要性というか必然性を感じる。
そういった意味では、
町の高齢者に対する健康づくりや元気づくり、
こどもセンターの運営や学習支援など、
私が目指している具体的なものは、
すべて民間に包括委託すべきものだと気づく。
まぁ当然ながら私としてはその一翼を担いたいのだが・・・
町議会議員という立場での
そういった活動はどんなもんだろうか?
でもまぁ、
悩んでも仕方がないので少しづつでも前に進むさ。
明日、12月定例会一般質問2日目

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