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慣れと新しさへの嫌悪感?

このブログは多分に漏れず、

WordPress、ワードプレスを使って作成している。

ワードプレスというのはブログを作るための、

開かれたソフトウェアだ。

だから、基本的に、

誰もがワードプレスにかかわる開発に参加可能で、

そういう意味でも、

ひな形であるテンプレートや複合的な形式であるテーマ、

さらにさまざま機能を追加できるプラグインが、

色々な人に開発されて使用可能になっている。

 

最近はそういったものが増えてきている。

動画編集ソフトでさえAviutlのように自由に無料で使え、

しかもプラグインという形で多くの人が開発にかかわっているものもある。

もっともパソコンやスマホを根本的に動かすためのシステム、

いわゆるOSでさえ、

Linuxとよばれる自由に無料で使え、

多くの人が開発に相互的に関わりながら

開発が進んでいるものもある。

実はここにお金のない地方自治体が生き残るヒントがあると、

私は思っている・・・が、それは別の話。

 

さて、話を戻す。

誰もがブログを書く際に触れているであろうワードプレス。

これが最近、バージョン5.0が公開された。

その最大の変化というのが、

エディターつまり文章を入力して形式を整える部分が、

新しく開発されたGutenberg、グーテンベルクになったことだ。

 

・・・これがまた、なんというか・・・

今まで使ってきたものと、全く違う見た目と操作性で・・・。

使ってみたけど、

それこそ全くと言っていいほどに私には使えなかった。

活版印刷の発明者といわれる

ヨハネス・グーテンベルクに由来した名前なのだろうか?

・・・それほど画期的なことだとでもいうのか?

むむむ。

その画期的な画期的さについていけない私を発見するに至る。

結局、以前の入力方法が使える補助プログラムであるプラグインを導入して、

今これを書いている始末・・・。

 

で、私は自分が一般人であることを実感できるわけだ。

つまり、

慣れていたものが急に変化することへのストレスや、

新しいものに対する理解度不足による嫌悪感。

そして時間を損失してしまうという不快感。

そういったもののせいで、

新しいものに対する拒否反応と、

無知にもかかわらず、

きっとその批判が正しいのだとする自己正当化が、

ふつふつと湧いて出てくる。

 

あぁ、これが世の中の不満のひとつの形式なのか・・・。

と、改めて、自分の実感とともに理解できる。

年齢が高くなればなるほど、

きっとこの傾向は強くなるのだろうなぁ。

だって、それなりに重ねてきた成功体験があるわけで・・・。

 

自分もそういう年齢になってきたのか・・・

とにもかくにも、

新しいものに対する嫌悪感や不快感は、

現にそこに存在するものだが、

それでも時代は動いていくわけだから、

それを自分で理解しながら、

それでも自分の経験というものを乗り越える知識と知恵を、

ぜひ手に入れる人生でありたいと思うわけだ。

 

・・・というわけで、

これを書き終わったら、

すこしグーテンベルクさんを利用してみようと思う。

今がうまくいっているなら知らなくてもいい・・・

ということを思わないようにしたいものだ。

今がずっと続くこと自体のほうがありえないことだ

と、我々は知っているのに・・・。

 

明日、12月定例会一般質問開始

 

 

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