今週の日曜日に遠近両用メガネを受け取って4日目。
今の遠近両用メガネはとても良くできている。
まず、昔の遠近両用メガネのように境目がわからない。
レンズレンズを電話の数字ボタンに見立てると、
1~6までが近視用のレンズ。
8に遠視用というか老眼用のレンズの窓がある。
あとは滑らかにつながっている感じ。
遠方と近い所を一本のメガネで見るにはとてもよい道具だ。
他にも中近両用メガネなんていうのもあるらしい。
コンタクトレンズですら遠近両用がある時代だから・・・。
さて、4日間つけてみての感想・・・。
私には向かない・・・
練習して慣れればいけるかもしれない。
問題点は眼球を動かしてものを見る癖があること。
おそらくスポーツをずっとやってきた人は同じ経験をするはず。
首を動かして見るものを捉えることは普段からしていない。
近視用のレンズ部分も正面はいいのだが、
横にずれていくと視界がボケる。
普通に立っていても、つい眼球を動かして足元を見る。
だから、自分の立っている地面が盛り上がって歪んで見える。
だから、世界観が全体的にフォーカスしないと捕らえられない。
改めて気づく・・・。
私は頭を動かして、ものを見ていないんだなぁ・・・って。
実験で、子どもとキャッチボール。
速い真っ直ぐな球は余裕でとれるが、
なんと山なりの球は、
特に腰より下にいった球は目測をあやまる。
フライは大丈夫だった・・・顔自体を上にあげるから。
ゴルフでショットができるかどうかの実験はまだやっていないが、
こちらはそもそも、ちゃんと打てないわけだから実験にもならないと
改めて、ふふふ・・・。
今回は自分の感覚で、
遠近両用メガネを普段使いにすることを諦めるが、
ちょっとした命題を思いついた。
フォーカス重視の遠近両用メガネと、
鮮明さが落ちるが全体的に均等に見える近視用メガネ。
どちらがよいのかということ。
つまり、
それぞれの問題に対して、それぞれをフォーカスして捉える方法と
多少の鮮明度は犠牲にしても、全体の世界観を以て捉える方法、
どちらがよいかということ。
そんなもの、立場や環境によって変わってくるし、
好みの問題でもあると思うのは重々承知の上で、
私はやはり全体の世界観を以て捉える方を選ぶだろうことが、
今回のことで、確信。
たかがメガネ、されどメガネ。
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