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健康増進!

昨日、幾人かで会食をした際に、

健康増進に関することを学んだり考えたりする機会を得た。

 

医療技術が向上したことによって日本の平均寿命は伸びることになったが、

それはやはりおおかたは、医療技術の向上によるものだ。

次のステップとしては、

健康な状態を国民・住民が維持し続けようとする活動によって、

それを維持・向上していかねばならない。

でなければ、医療費は増加し続け、

きっと財政をどうしようもないぐらい圧迫することになる。

国も同じように考えていて、

民間や住民ボランティアによって、その活動を拡大していく狙いで、

それらに補助金を出している。

 

佐久穂町は、健康増進の拠点としての公民館改修を国の補助金で行う。

それはもちろん、ただ単に公民館という建物の改修ではなくて、

健康増進活動の拠点として活用するという条件のもと、

健康増進活動に必要な改修を行うということになっている。

 

なにはともあれ、

高齢化社会にともなう医療費の増加を抑えるためにも、

健康増進活動は国の基本テーマの1つとなっている。

 

ただ、そうはいっても、現実的には色々な問題が浮かび上がってくる。

 

そのおおきな問題のひとつが、

健康づくりの牽引役となる人材の育成やボランティア活動を通した、

地域に根ざした健康づくり活動をおこなうのは

民間団体であるべきだという考え方。

つまり、住民や民間団体の力で、そういった活動をおこなっていくのが基本。

考え方はとてもいいのだが、

それは人口が多いところの話で、

地方・・・特に佐久穂町の場合だと、

おそらく人材も不足しているし、なにより人員が不足するだろう。

今、佐久穂町にあるサロンの活動やいきいき健康クラブなどがそれにあたるが、

ボランティアの集まりに、国が考えているような活動を期待するのは、

正直、時間も財力も不足である。

年齢的にも高齢者中心になってくる。

 

即、思いつくのが、

それらの活動を包括的に支援・実践する団体ができること・・・。

しかし、それらは佐久穂町などの行政機関でないほうが望ましい・・・

というか、国の思惑は民間団体で・・・ということだから。

そうなると、千曲病院がその役割を全面的に担うことは難しい。

御存知の通り町立の病院だから。

もちろん、それらの健康増進活動を支援する企画運営の部署が

千曲病院内にあっても、ばちはあたらないが・・・。

町の健康福祉課としても、お金は補助することができても、

活動や運営となると・・・。

だから、全く別の民間団体、

例えばNPO法人なんかを作らないと行けないような気はする。

 

っというと、町は業務委託を勧めていかなければ、

現実的に町の運営が多岐におよんで手が回らなくなるだろうことを慮ると、

やはりそういったNPO法人などに頼らざるを得ないのかもしれない。

 

そういったNPO法人などの民間団体は存在するのだろうか・・・。

なければ、ないで、次の手を打たなければ。

今現在が、なんとなく良いとしても、

やはり5年後や10年後は考えて手を打っていきたい。

 

9月定例会まであと7日

 

 

 

 

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