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秋といえば高校受験?

佐久穂中学校は部活も文化祭も終わり、

9年生はいよいよ高校入試へと

否応なしに向かっていくことになる。

寒くなってくると、

どうしてもそういう風に思ってしまう。

それはもちろん、

長いこと塾講師として

仕事をしてきたからにほかならない。

 

多くの場合は、

12月にある三者懇談・・・

本人と親と担任の先生で行う懇談で、

受験をする高校について話し合う。

多くの人の場合、

行きたい高校より行ける高校の話が中心となってしまう。

行きたい高校の話をしたとしても、

1月の総合テストの結果まで延長できるものの、

大方の場合は行ける高校へと、

自然と話しが向かっていく。

 

理由は簡単だ。

中学校が進学に対して責任を持たなければならない?

という常識があるからだ。

だから中学校側は高校受験に対して無茶はさせられない。

ましてや、無茶をした結果、

いわゆる中学浪人のような立場をつくるわけにもいかない。

となると、

データをもとに判断するしかない。

 

じゃ、そのデータとは何かと言うと、

高校入試に直結する

当日の学力検査と内申書の内申点に

類するものとなる。

じゃ、その類するものって何かと言うと、

2学期の総合テストの平均と

2学期の通知表の点数・・・

ということになる。

 

で、そのデータをもとに、

負けられない戦略を練るわけだから、

実は12月の三者懇談のときには、

すでにデータがそろっていることになる。

つまり、12月の段階では、

ほぼ負けない高校入試の戦略は決定していて、

それをもとに懇談の中で、

受験する高校について話し合うのだから、

まぁ、普通に考えても、

行ける高校の話になってしまうのは当然の流れ。

 

なら、もっと早くから説明して欲しい!

という人もきっといるだろうが・・・

正直、実感を伴わない説明が、

身に入っていかないのも無理からぬこと。

説明は何らかの形でされているんだけどね。

もしくは、

説明を聞く機会があってもスルーしちゃってるか。

 

佐久穂中学校では10月30日に、

第3回の総合テストが行われる。

学校で実施される模擬的な学力検査の4分の3が

10月中に済んでしまう。

まだ、あと2回のチャンスがあるから、

それまでにできることは全部やってみて欲しい。

なんとなく高校進学する人は別に構わないけど、

そうでない人は、

ここしか踏ん張るところがないと思って・・・。

世の中は、

過ぎてしまえば取り返しが付かない

ことの方が多いから。

 

実はこれって、

高校受験だけに限ったことじゃない。

どんな分野や内容であったとしても、

自分の利害関係に直接的に関わってきて、

はじめてあせって動き出す。

それ以前に、

いっぱいそこに関わる機会があったはずなのに。

その時は簡単にスルーしておいて、

おおかたどうにもならなくなってから、

大騒ぎをする。

本人はあきらめという悟りの境地に至っていても、

やっぱりその周囲が大騒ぎをする。

健康についてもしかり。

飲酒や喫煙もそう。

自分の人生設計についてもそう。

子どもの将来についてもそう。

 

人間って、

まぁその程度の知力しかない?

ってことなのかもしれない。

でも、

自分のこどもたちにはもう少し先に行って欲しい。

少なくとも自分が何かを得てきた年齢よりも、

少しだけ早めの年齢でそれらを認識できたらいいなぁ・・・

って思う。

そのためにはやっぱり

想像力の強化が必須だと思う。

そしてその想像力の強化のために必要なのが、

知識と経験。

だからいっぱい知ってほしいし、

いっぱい体験して実感してほしい。

 

もっというと、

今現在の自分ですらその途中。

しかも、私が私の年齢で、

経験を重ねたり知識を得たりすれば、

きっとこどもたちの知識や経験にも影響を与えるはず。

そんな風に自分とこどもに接していきたいな。

 

明日、10月全員協議会開催

 

 

 

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