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損失確定と含み損?

気がつけば10月も中旬。

あと2ヶ月で平成19年も終わる。

昔はクリスマスだとか正月だとか、

2学期の通知表作成だとか冬休みの宿題だとか、

冬期講習だとかいよいよ高校受験だとか・・・

この時期はそんなふうな感じだった。

 

ところが、

今は個人事業主で自営業を営んで???いるので、

12月といえば確定申告に向けてのシメが、

まず先に頭に浮かんでくる。

あぁ、今年もあと2ヶ月でシメて、

3月の確定申告に向けた準備を始めなければならない。

 

私はMFクラウドという、

インターネット上、

つまりクラウドの確定申告ソフトを使用している。

業務用の銀行口座の出入りや、

カード決済の情報などは

確認後、ほぼ自動で記録されるスグレモノだ。

だから、

週に1回ぐらいのペースで、

現金のやり取りを中心に確認するだけでいい。

 

が、

今年からなんとか資産が増やせないものかと思って、

ちょくちょく投資をしている。

まぁ、銀行に預けておくよりも、

少しでも増えれば御の字と思ってやり始めた。

しかも為替取引の投資、

ドルと円とかユーロと円の交換比率で損得が生じるやつ。

いわゆるFXというものだ。

そう、ここで、また税金の話がでてくる。

 

実際のところ投資は、

源泉徴収が自動でおこなわれる特定口座を、

専用口座として設定することが多いので、

税務関係の処理はほとんどいらない。

が、FXの取引の場合、

はやり?のNISAも利用できなければ、

税務処理が楽になる特定口座もない。

とほほ・・・。

 

ちなみに税率を確認。

受け取った利益に対して20.315%の課税。

所得税15%・住民税5%・復興特別所得税0.315%。

つまり10万円儲けたら・・・

あくまでも儲けることができたらだけど・・・

20,315円を納税することになる。

逆に赤字であるなら申告の必要はない。

また大雑把に20万円以下の儲けであれば、

税金を払わなくてもよい。

ということは、

さっきの例に上げた10万円の儲けの場合、

実は非課税となって税金は0円。

また、過去3年間分の損失を繰り越すことも可能。

ということは、

さっき赤字なら確定申告の必要はないって書いたけど、

損失を繰り越すためには、

損失として確定申告をしておいたほうがいいってこと。

 

さて、ここで問題になるのは、いわゆる

含み損!

というもの。

例えば、トルコのリラを円で買う。

アメリカ大統領とトルコ大統領がケンカする。

トルコのリラの価値が下がる。

そうすると、

もとの価格ではトルコリラが売れないので、

日本円の資産としては減っていることになる。

ただし、これは実際にトルコリラを円にしていないので、

損失が確定しているわけではない。

と、これが含み損。

 

この含み損・・・損失が確定していないわけだから、

年末年始を超えて海外通貨をもっていても、

損と認められず、

なんら確定申告に反映しないことになる。

 

ちょっとケタを大きくして説明すると、

100万円の利益の確定がされていて、

含み損が300万円あったとすると、

税金は203,150円支払うことになり、

トータルで損をしているのに税金を支払うことになる。

ところが、

含み損300万円のうち、

80万円の損失を確定させて、

20万円の利益確定分と含み損220万円にして、

税金を0円にするということも可能なわけだ。

また、

含み損300万円を全部、損失確定をさせて、

損失200万円にして、

来年に損失繰越をするという手もある・・・

しないけど・・・。

 

というわけで、

12月も間近な今、

どうやって利益や損失を確定させていこうか?

と、日々もよもよしているところ。

当然ながらあくまでも投資は自己責任。

 

10月全員協議会まであと5日

 

 

 

 

 

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