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今年はスキップ、甘い定期テスト?

佐久穂中学校では、

7月9日に1学期期末テストが行われる。

どこの中学校も似たようなものだが、

1学期の中間テストが、

新型コロナウイルスへの対応によって中止になったため、

1学期の通知表のほとんどが1回のテストで決まってしまう状況になった。

 

もちろん

このことが子どもに負担をかけているのは認めよう。

ただ、中学1年生、佐久穂中学校の7年生は、

比較的難易度が高い定期テストに臨むということで、

実にシビアな受け止め方を否応なくされることになる。

 

テストという形が学力を測るのに最適か?

という命題には思うところや考えるところがあるが、

現状、学問を習得するための学校、

大学や高等学校に進学するために、

ペーパーによるテストが課せられている以上、

中学校や高等学校がペーパーによるテストを、

その学力測定に採用されるのは至極当然なことである。

 

となると、その至極当然なペーパーのテストへの対応力を、

中学1年生から、通常年間5回ほど養うことになるわけだが、

これがなかなか現実的にうまくない。

あくまでも一般的なパターンだが、

最初の試験でなんとなく・・・

そうまるで小学校の延長のように得点できちゃって、

それは学習内容が簡単であることや、

中学校の教員たちの愛情の表れではあるが、

あぁ、なんだ・・・こんなもんか。

って思わせるのに十分な難易度しかないのが普通。

 

そこから、徐々に徐々に難易度が上がっていくわけだが、

それはものすごい精神的なダメージをともなうことなく、

徐々に徐々に緊張感や切迫感、危機感を感じることないように、

慣らされていってしまう。

したがって、中学3年生になるころには、

向上心もそこそこに、

あぁ、この程度なんだろうなぁ

って思いつつ、そこそこの位置に慣れてしまっている生徒が多い。

 

で、そんな中でいきなり、

高校受験という現実を突きつけられて、

A高校は無理、B高校も無理!

みたいなことになる。

子どもたちは、何の実績も根拠も持たぬまま、

勢いでがんばる!ってお気楽に言うわけだが、

そんなもの、

中学2年間半もの間に熟成されたお気楽さにかなうわけがない。

これが、いまの田舎といっていいかな?の、

中学生の現実・・・と、私は感じている。

 

で・・・だ。

今年は新型コロナウイルス対応によって中間テストがない。

ということは、

中学1年生はいきなり広い範囲をもった定期テストを受けることになる。

ということは、

多少なりともあま~い定期テストを、

ついつい勘違いしてしまうような定期テストを、

経験しなくても済むのではないか?

まぁ、私もあま~い予測をたててしまっているわけだが、

今年の中学1年生は期待できるんじゃないか!

そんなことを検証するのも楽しみな今日このごろ。

 

広報編集調査特別委員会写真撮影まであと4日

 

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