佐久穂町3月定例会が開会された。
3月2日から15日までの14日間。
一般質問は、
3月7日水曜日に午前3人、午後3人、3月8日木曜日に午前2人、午後3人。
ちなみに私はこどもセンターについての質問をする。
くじ引きで順番が決められる。
私は、3月7日水曜日、午後の1番目。
議会が開会されると、
まず、町長からの招集挨拶がある。
中部自動車横断道については3月18日日曜日に開通式を行う。
ついでにマラソンなんかも・・・。
ちなみに中部自動車横断道については、
平成30年4月までに完成ということらしい。
「4月までっていつまで?」と人に聞かれたので、
4月30日までなんじゃないの?普通に読めば・・・ねぇ・・・と。
町長が言うところの、現在の佐久穂の主要な事業は5つ。
新庁舎建設・地域おこし協力隊・林業振興・創業支援人材育成、
そして子育て支援事業。
子育て支援事業についてはこどもセンターが、
2月28日に竣工。
今のところは4月9日にオープン予定。
一般質問の様子はまた後日、詳しく説明するとして、
今のところは保護者の孤立化を防ぎ、色々な支援を行う予定でいるようだ。
話を聞いた率直な印象としては、
今までの児童館や学童に、未就園児の保護者の施設を加えたような感じ。
う~む。
これではこどもセンターと呼べるかどうか・・・?
さて、今回の議会で上程されたのは、
・・・上程というのは、「議会に提出された」という意味。
議案37件、諮問1件の計38件。
ちなみに議案の内訳は、
町長からだされたものが35件で他に発議、発意が1件ずつ。
ここで改めて議会に提出される案件を・・・
その中身ではなくて、種類というか言葉を確認してみたい。
可決と否決をきめる議案。
条例の制定・改廃などはもちろん、
いわゆる予算・補正予算と呼ばれる町のお金の使い方も含まれる。
そもそも予算・補正予算は条例案と同じで「第1条○○・・・」と書いてある。
これらは主に町長(首長)から提出されるが、
当然、議会であるわけだから議員から提出することもできる。
・・・もっとも、本来なら議員から率先して、
条例案を提出しなければならないとは思うが・・・
何せそれが仕事だから・・・
そうやって中学校でも習ったし。
おっと、ずれた。
議員から提出された議案を発議という。
同様に、議員ではなく議会内に設置された委員会から提出された議案は、
発委という。
これ以外に、町が議決より先に行政的な処理をしてしまっている場合、
・・・これを専決処分と呼ぶが・・・
これを後から議会が許可するので、
承認という。
今回、開会当日に議決が出ているものがあって、
そのひとつが「人権擁護委員候補者推薦について」という諮問。
諮問とは、定められている事項について町長が議会に意見を求めること。
「○○だけどどう?」という感じかな。
これについては回答をしたり、同意をしたりするよう。
他にも住民などから意見が提出されることがある。
それが、陳情と請願。
陳情とは町議会議員を紹介者としていないもの。
請願とは逆に町議会議員を紹介者としているもの。
どちらも常任委員会などで審査をした上で本会議で採択・不採択をきめる。
あと、町の1年のお金の動きが終わると、
決算を、
・・・つまり会計の最終報告を確認する。
で、それでオッケーならば決算を認定するということになる。
とこのように色々あって・・・
自分でも言葉の意味を調べれば何とかなるが、
いかんせん、それぞれの関係性がいまいちしっくりきていない。
そして正直、議会というのは条例をつくるところだと思っていたので、
その議案の提出者のほとんどが町長であることに、
少なからずの違和感を覚えるが、
それはまた別のお話。
いずれにせよ、今回の3月定例会は、
平成30年度の予算案が提出されているので、
それを審議し採決しなければならぬぅ。
3月定例会一般質問まであと5日
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