11月16日の佐久環境衛生組合議会の視察研修は、
埼玉県入間西部衛生組合清掃センター。
この施設は、埼玉県入間市と日高市の2市についてのし尿処理を行っている。
地図で見ると2つの市は直接隣接していない。
ちょっと不思議な感じの組み合わせだ。
まずは、し尿の匂いの原因であるアンモニアや硫化水素を取り去るために、
化学的な処理を行う。
さらに、活性炭脱臭を行い、
その後、水分と脱水汚泥に分離する。
この分離装置の能力如何によって、
水分をどれだけ分離できるかが決まるようだ。
ちなみに上の写真は、脱水機の中心部がメンテナンス中とのことで、
それが抜けた状態となっている。
分離した水分は、希釈して日高市下水道へと放流。
そして青色のコンテナに入っている脱水汚泥は搬出されていく。
この脱水汚泥は、脱水度合いにもよるが、
買い取られて堆肥へと再利用されることもあるし、
産業廃棄物として処理されることもある。
というわけで、ざっとした概要だが、
これが新し目のし尿処理施設の普通なのだと思われる。
特に、臭いの処理についての様子がよく分かる施設であった。
本日、佐久環境衛生組合議会視察研修1日目
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