一部事務組合・・・何度も同じ説明をするわけだが、
いわゆる市町村レベルで難しい行政サービスを、
行政単位を超えて行う場合、
組合として行政単位をつくる。
それが、一部事務組合。
南佐久環境衛生組合は佐久市および南佐久郡で、
下水道処理やし尿処理をする。
だから、行政的な処理をする事務局もあるし、
各市町村の首長で構成する理事会もあるし、
各市町村の議員で構成する議会もある。
私はその議員でもあるわけだ。
今回の議案は承認2件と議案4件。
人件費に関する補正予算の承認が一般会計と下水道事業特別会計で2つ。
そして、一般会計と特別会計の補正予算の議案が4件。
これらは普通の町議会と同じように常任委員会に審議が委ねられる。
これを付託というが、
南佐久環境衛生組合は常任委員会を2つ持っている。
1つは総務常任委員会、もう1つは下水道常任委員会。
ちなみに私は下水道常任委員会。
今回は、その南佐久環境衛生組合が
通常以外にどのような仕事をしているかを触れておく。
各地域から下水道を通して汚水を集め、
それをきれいに処理して川に流す。
小学校4年生で学習する。
これは通常の仕事。
で、その管轄地域の中で、
この前、被害をもたらした台風21号がきた際に、
汚水の量が桁外れに増えた地域があったようだ。
もちろん、台風がきたから皆がトイレに行ったわけではない。
つまり、汚水に通常の水・・・予測するに雨水・・・が
混ざってしまったために水量が増大したのだろう。
台風の際の雨水がどこからか混入してしまっていると考えられる。
となると、
汚水処理量が増え、処理料も機械などの負担も大きくなる。
だから、その箇所を調査し改善しなければならい。
と、こういった仕事をイレギュラーでしている。
こういったイレギュラーは当然ながら、
予算に変化を生じさせる。
だから、補正予算の専決処分の承認か、
そのものの補正予算の議案の可決が必要となるわけだ。
こういったことは、言われなければ全く想像できないことだ。
そういったことをいかに住民の皆さんの
目に、耳に、触れるようにしていくか・・・。
それが議会議員の仕事のひとつなのだろうと思う。
佐久穂町議会2月臨時会明日開会
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