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議会だよりのメンバーである印刷業者!

6月定例会、議会だよりの作成のため、

6月30日に広報編集調査特別委員会が開かれた。

とはいっても、

すでにそれぞれが自分の担当する原稿を準備しているので、

それらの原稿を取りまとめて、

字句の校正などをし、

印刷業者に提出できるところまで持っていく。

 

実は、そこからが、

広報編集調査特別委員会委員長としての仕事の始まり。

印刷業者とのデータのやり取りはもちろん、

細かい二アンスの共有。

できあがりの紙面のバランスを整えたり、

日程調整をしたり・・・

無理を聞いてもらったり、

こちらが無理をしたり・・・。

 

佐久穂町議会議員をはじめてから、

広報編集調査特別委員会をやって、もう6年。

委員長であるなしにかかわらず、

自分が中心となって、

印刷業者とのやり取りも6年間やり続けているが、

ここにちょっとした問題がある。

 

それは、印刷業者が入札で決まるということだ。

だから、ちょいちょい印刷業者が変わる・・・。

その度に、

データのやり取りや日程の調整などの、

基本的な議会だよりの作成に関するあれこれを、

印刷業者と打ち合わせなければならぬ。

 

私たちはまだいい・・・よくないけど。

印刷業者からすれば、

議会だよりのフォーマットである、

題字や枠などを最初から作成しなければならない。

今までの印刷業者からデータを引き継ぐ・・・

なんてことは、あるかもしれないが、

基本的には想定されるものではない。

 

しかもそれを入札で決めるので、

印刷業者にとってみてもあまり金額的な旨味もない・・・

のではないかと思う。

 

確かに、安いことは大事なことかもしれない。

でも、金銭的な価値というのは、

目には見づらいサービスの質が反映しているはずで、

そうなると、目に見える部分だけで判断すると、

やすかろうわるかろう・・・になってしまうことは、

私たちは日常生活で体験済みだ。

 

このあたりが、

地方自治体が民間を頼りにする際のもどかしい所だ。

そして、住民である我々が、

安いという価値観を絶対視しないように気をつけた上で、

地方自治体の本質的な仕事の動きを見るようにしなければならない。

・・・逆に、・・・特に国の仕事の場合は、

お金の価値がわかりにくい仕事で膨大な金銭が動くことに関して、

私たちは厳しい目で監視しなければならない。

特定の人が優遇されることがないように・・・。

 

お金という価値が、

これだけ政治の中で意識される世の中であるわけだから、

政治の中においても同様に、

お金という価値が、

その政治を左右することになるのは自明の理。

損得がお金で計られているわけだから、

政治家だって政治に関わる人や団体だって、

お金による損得をその行動理念にしていても、

何ら不思議ではない。

特定の得する方向へ誘導するための思想理念が、

ちまたにあふれかえっていたとしても、

それが政治の世界に充満していたとしても、

お金が最大の価値を有する社会であるわけだから、

なにもおどろくようなことではない。

 

話が大きくなりすぎた・・・。

話を戻すと、

印刷業者というのは、

ともに議会だよりを作成するという意味において、

感覚的には広報編集調査特別委員会の一員であると思っている。

そんな最重要であるメンバーの印刷業者がコロコロと変わるのは、

少なくとも私にとっては、

あまり好ましい環境ではないな・・・という愚痴。

 

本日、広報編集調査特別委員会開催

 

 

 

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