1月27日午前中は、
佐久穂町議会1月臨時会が行われた。
臨時会にしては議案数が多く、
基本的には人事院勧告による給与などの変更による
条例改正のための議案がほとんどである。
1番わかりやすいと思うので、
いつもと同じように議案説明書を載せる。
他にも重要なのが一般会計補正予算内の、
国が主導する臨時給付金と、
佐久穂町ほぼ独自の物価高騰対策臨時チケット配布事業が、
注目すべきところ。
特に物価高騰対策臨時チケットについては、
昨年度末と同様に、
1人10,000円分のチケットを配布するのだが、
国からの地方創生臨時交付金の一部、約5000万円に加え、
佐久穂町の自主財源をおよそ5000万円を出してこの事業を行う。
極端でザックリな話、
1人5,000円分のチケットであれば自主財源は出さなくてもいいし、
1人20,000円分のチケットであれば、
佐久穂町の自主財源から1億5000万円を出すということになる。
つまりここには、
佐久穂町としての独自の政策というのが見て取れる。
5,000円でもなく20,000円でもなく10,000円を設定した・・・
そこには佐久穂町として、
検証結果にもとづく判断が伴ったはずである。
全戸、全町民にそれを配布するというのは、
もちろんもらう側としては嬉しいことだし、
助かることは間違いないのだが、
税の再分配という観点が町政にとってどの程度の責任があり、
どの程度の検証が行われ、
どういった成果を試算して事業を実施するのか?
ということは、
しっかりと問うていく必要があろうかと思う。
国政についての話だが、
今、国民は、とくにネット上では、
配るぐらいなら取るな!
という意見が案外多いことも書き加えておく。
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