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南佐久環境衛生組合と条例と規約?

1月28日14:30から、

南佐久環境衛生組合の定例会が行われた。

南佐久環境衛生組合は、

いわゆる一部事務組合というもので、

下水道やし尿処理にかかわる広域の運営をする団体。

 

このような広域の地方自治体のような働きをする場合、

各市町村の地方自治体が集まって、

擬似的な地方自治体を形成する。

だから理事側は、

佐久穂町長・小海町長・南牧村長・

北相木村長・南相木村長そして佐久市長となる。

もちろん議会の構成員は、

それぞれの議会から14名選ばれてくる。

 

実は今回、過去の記事にも書いたとおり、

大きな変革があって議員が10人となることになった。

普通ならその決定は条例の改定という形で、

議会で採決して成立するのだが、

一部事務組合はちょっとちがう。

さっき書いたように、地方自治体の集合体なので、

条例よりも上位といっていいルールがある。

それが、規約。

ようするに各地方自治体同士が結んだルールとなる。

 

だから、14人から10人に議員定数を減らすとなると、

まず、規約を改正しなければならない。

で、規約を改正するためには、

それぞれの地方自治体・・・つまり市町村の議会で、

規約を改正することに賛成しなければならない。

その賛成が所属するすべての市町村で得られたら、

ここで初めて規約の改正となる。

 

で、それを受けて、

南佐久環境衛生組合は、

議会内の委員会の構成や人数を変更することになる。

これについては、南佐久環境衛生組合の条例で対応っと。

いやはや、

実に公というのは、手間のかかることだ。

だが、公だからこそ、

そういった手間をふまねばならないとも言える。

 

南佐久環境衛生組合は下水道などの一部事務組合だが、

最近、上水道についての民営化が、

ときどき話題に上っている。

フランスがその代表として語られる事が多いが、

総じて、民間が運営すると、

水道水の値段が上がって結局うまくいかない・・・

という評価が多いように思われる。

これについては、

正直、私が意見を言うには情報不足だ。

 

ただ、ちょっとだけ気がついたのは、

昔、表現されていた、

資本主義・社会主義・・・あと共産主義などの言葉は、

主義としてはともかく、

現実的には境が曖昧というか・・・

あくまでも言葉や理念の問題なのだなぁって思う。

資本主義が広がれば共産主義は衰退するのか?

というか、そもそも共産主義国は共産主義か?

資本主義国と分類されるところのほうが、

社会保障が充実していないか?

最近のニュースにふれるたびに頭がこんがらがる。

 

日本の水資源について考えたとき、

豊富であることは、もちろん喜ばしいことだし、

そんな日本が私は好きだ。

・・・中国に新婚旅行にでかけたときはつらかた・・・

だけど、

その水資源を我々が享受するにあたって、

水の値段が高い、低いという評価は、

何を基準にするべきなのだろうか?

前と比べて高くなったら不満は出る。

だから、安くできるようになっても値段は下げられぬ。

答えは当然、でてこないわけだが、

改めて、難し命題にぶち当たった気がして、

今日はゆっくり寝れそうだ。

 

本日、佐久穂町新庁舎安全祈願祭および起工式、開催

 

 

 

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